2008年1月30日水曜日

研究授業を参観した。

研究授業を参観した。

若い女教師の授業。複合図形の求積問題だ。

感想
 子どもへの対応はうまかった。なんとも言えない独特の雰囲気で子どもに対応していた。うまいなあと思った場面がいくつかあった。自然な感じで子どもの意見を取り上げ、授業に取り込んでいた。これはまねできないなと感じた。声の抑揚も意識的につけ、一本調子になっていなかった。すごい若手だ。

しかし、「もっとこうすれば」という点もいくつかあった。
まず、授業の大前提として「45分」という時間内で組み立てなければ行けない。45分で終わらせようと言う意識がきわめて薄かった。
 授業が終了したのが1時間6分後である。しかもまだやろうとしていた。これは駄目だ。話にならない。
 後半、やんちゃ君がアドバルーンをあげていた。当然だ。自分たちだけ5時間目まで残され、その上「45分で終了」という約束を破られ21分も延長されたのだ。あまりにも長過ぎる。

他の部分が良かっただけに非常に残念だった。
しかし、まだ20代の若い先生なのだ。これから色んなことを学ばれ成長されることを祈っている。

自分も負けずにがんばらねば!!といい刺激を受けた。

どんな授業でも、他人様の授業を見せていただくことは勉強になる。









インタビューに行った。

総合学習で二分の一成人式に向けて準備を進めている。
今日の放課後、ビデオレター用に消防士の方(以前担任した子の保護者)にインタビューに行った。

仕事のたいへんさ、やりがい、うれしかったこと、つらかったこと、その仕事を選んだきっかけなどを答えてもらった。

命がけで、身体を張ってやる仕事。それを20年間もされている。
聴いていて自分自身がすごく勉強になった。

消防士は現場で先輩にしごかれながら、やっと一人前になっていくという。
休みの日も道を覚えるために、地図を片手に地域を巡回されていたらしい。

教師の世界にはそのような厳しさが欠如しているのではないか。
そう感じた。
消防士が人の命を救う大切な仕事であるように、
教師の仕事は
子どもの将来を預かるきわめて重要な仕事なのだ。

厳しい指導の中から確かな腕を身につけていくべきなのだ。
学校だけの生活ではこれは無理だ。
やはり自分から様々な勉強会に出向き、多くの本を読み、それを続けることによって初めて確かな腕が身に付いていくのだ。

2008年1月20日日曜日

基本は体力だろう。

「養老訓/養老孟司」が面白かった。

体力が元手だと言うことは、大学にいるときから思っていました。学者で大切なのは、頭の良し悪しだと思われるでしょうが、全く違います。基本は体力です。学位論文を書くには徹夜しないわけにはいきません。

これは教師についても言えるのではないかと思う。教育や教科についての様々な知識が大切なことは言うまでもない。しかし、基本は体力だろう。体力がなければ、活動ができない。元気のありあまっている子どもたちを相手にすることはできない。

自分は、この体力については結構がんばっている方だろう。
毎朝60分のジョギング。休日はジムに行ってスイム。

今の体力を40代、50代になっても維持し続けることが大切になってくる。

また本の中に書かれている、仕事についての考え方も大変参考になった。

しかし、仕事というのは世の中からの『預かりもの』です。歩いていたら道に穴が空いていた。危ないから埋める。たまたま自分が出くわした穴、それを埋めることが仕事なのです。

自分が教師という仕事を選んだのも、言ってみればたまたまだ。もちろん教育の仕事に就きたいと思って教育大学にいったわけだが、きっかけはささいなことだ。
なにか別のきっかけに出会い、全く別の道に進んでいたというのも充分にありうる。
仕事は穴埋めのような物だという考え、大変面白かった。
こう考えることで、気が軽くなる。
仕事は仕事でしっかりとやり、また別の自分の世界を持てば良い。
そう思えるようになった。

2008年1月7日月曜日

最低一冊の書物

今年初出勤。
久しぶりの学校。誰もいない教室で一人、片付けをし日記に赤ペンを入れる。
いよいよ明日から三学期が始まる。

三学期の目標は

学級通信を週に二回以上出すこと
子ども一人一人に学力をつけること
楽しく笑顔で過ごすこと

だ。
三学期に向けて、「森信三 教師のための一日一言」を読み返した。この本は自分にとってとっても良い本だ。
教師としての生き方、心構えを作る上でなくてはならない。

どの言葉も心に響いてくる。
この本にかかれていることをできるだけ実践していこうと日々心がけている。

腰骨を立てること
廊下に落ちている紙くずを拾うこと
読書
などなど

◇ 
 諸君がこの二度とない人生を教育者として過ごす以上、何らかの意味で自分の足跡を記した書物を、少なくとも最低一冊は、残すようにしていただきたいと思うわけです。

このような言葉がある。
人生はニ度はないのだ。そして優劣は別にして、私は生涯を教育者として過ごす。
最低一冊の書物、この言葉も実践したい。

2008年1月5日土曜日

今調べているテーマ

今調べているテーマは3つある。

献血について
省エネ・電気エネルギーについて
日本の教育(吉田松陰、足利学校、福沢諭吉)について

今日は市立の図書館に行って関連書籍を借りてくる予定だ。
それぞれのテーマについて深く調べ、授業作りを行っていく。


授業を作り出していく過程は辛い。
でも調べていく過程は面白い。

2008年1月4日金曜日

己を以て人を責むることなく

致知出版の一日一言シリーズが好きだ。

偉人たちの金言がちりばめられている。毎朝少しずつ音読するようにしている。
今は「吉田松陰一日一言」だ。

音読していると松蔭の熱い志が伝わってくるようだ。
わずか29歳で生涯を終えながらも様々な人に影響を与えた。

一教育者として学ぶべきことが山ほどある。
特に心に残った文章は赤線を引きながら読み進めている。

例えば次のような文章だ。

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己を以て人を責むることなく

自分の尺度のみで他人を批判しない。一つの失敗だけで、その人の全てを駄目だといって見捨てない。その人の長所を取り上げ、短所は見ないようにする。心中を察して、結果を見ないようにする。このような気持ちで生きれば、どこへ行こうとも人が集まってこないことがあろうか。ありはしない。
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教室での行動でいうならば、

子どもの良いところを取り上げて伸ばしてやるということ
結果よりも過程や(頑張ろうとする)気持ちを評価してやること

このような気持ちで子どもと接するということだろう。
言葉では理解できるが、これを実践していくのは非常に難しい。
松蔭の偉大さはこういう考え方に現れている。

学んでいきたい。








2008年1月3日木曜日

「ゴミ分別・リサイクル」について調べている。

いま「ゴミ分別・リサイクル」について調べている。サークルでいただいた仕事で、小学生向けの冊子を作るためだ。

このような冊子を作るのは初めてなので四苦八苦しているところだ。
本当はちゃんと本を借りるか購入するかして、きちんと情報を手に入れた後に作成していくべきなのだが今回はさまざまな事情があり、ネットのみで情報を収集している。

ネット上にも役立つ情報がたくさんあるものだ。びっくりした。
役立ちそうなページを全てプリントアウトしノートに貼る。
ここまで作業がすすめば半分はできたようなものだ。

なんとか今日中に一つ目を仕上げたい。

2008年1月2日水曜日

「自分をグーグル化する/勝間和代」を読んだ。

「自分をグーグル化する/勝間和代」を読んだ。
要点をまとめると次のようになる。

1.ITは便利なものを使い倒せばいい。
2.アウトプットトレーニングにブログやSNSを利用する。
3.身体はしっかり鍛えるべし。(朝、晩にヨーガする)
4.食事・睡眠を大切に。
5.本はきわめて重要なツール。
6.本はじっくり読まない。ついでに読む。
7.アウトプットを前提にインプットする。
8.自分なりにやり方をカスタマイズする。
9.道具はあくまでも道具。ガンガン使いこなせ。

教師としての自分の仕事にどのように役立てることができるか?