2008年5月31日土曜日

5月31日

 先週からM君の個別指導が始まる。二人でいるときはとても素直だ。
 お菓子と将棋とトランプ、お茶を用意した。

 金曜日はリコーダーの練習を20分し、あとは将棋、トランプのスピードで遊んだ。
 楽しい。
 M君も笑顔だ。こういう関わりを積み重ねて信頼関係を築いていくのが大事だ。
 今週はガラスを割らなかった。やはり個別指導の成果ではないか。

 Fさんとはやっとまともにはなせるようになってきた。超反抗的な態度で今までは話さえもできなかった。
 話をしていると、可愛らしい面もある。
 が、めんどくさいことはさぼってしまう。
 母親に知られるのは嫌なようだ。そこから攻めていくという作戦でいこう。
 薄紙を一枚はがせた気分だ。

 Nさんは、宿題などはちゃんと出している。連絡帳はもうちょっとつめなければいけない。
 彼女は(というかどの子もそうだが)誉めて伸ばすことだ。
 頑張っている場面を見逃さずに、どんどんほめていこう。

 今まででいうと、ハードル・歯磨きポスターの授業でNさんをとりあげてほめた。やはりうれしそうな顔をする。
 もっともっとほめてしつけていくべきだろう。

「学級便り」を発行する

真理は現実のただ中にあり/森信三 の中に

「学級便り」を発行する

という項目がある。今ちょうど自分の学級便りを書き終えたあとでそのことを思い出した。
思い出すと気になるもので読み返してみた。なにもない土曜日の夜、とってもゆとりがある。だから調べものもできるのだ。

読み返してみるととってもいいことを書いている。


実際この「学級便り」を出したら、父兄の絶対的な信頼が得られますからね。つまり、教師と父兄との間に、見えない
が強力な心のつながりができるようになりますよ。ですから、どんなに若い先生でも、もしこれを出しはじめたら、十
年、十五年のベテラン級の人でも、それを出さない先生よりも、父兄はその若い先生の方を信頼するでしょう。それは
つまり気持ちが通じ、心が通じるからです。


 
 これは確かにその通りだ。
 小学校教師になって6年目。毎年、学級通信を発行してきた。今のところ毎年好評な意見をいただいている。子どもも学級通信に載るととっても喜ぶ。
 休日の時間を使ってでも出す価値はある。そして何よりも自分の記録となる。大事なことだ。


 ところで一つの大事な注意は、それには父兄からきた手紙も載せるがよいですが、(中略)父兄の名前はふせて
おくがよいということです。(中略)
 けれども、父兄からきた手紙は、これを適宜載せますと、それがやがて呼び水になって、ほかの父兄からもくる
ようになり、そうなってきたらもうしめたもので、父兄との間がしっくりいくようになります。




 これは今年度始めてやってみた。
 A女の母より という形で名前を伏せて、いただいた意見を紹介していった。
 何事も始めてのときは結構勇気がいる。しかし、チャレンジし続けることは大切だ。


そしてそれを続けていって五年くらいすると、相当な分量になりますから、その間ボーナスの一割か一割五分
ほどを別口扱いとして貯めていって、五年くらいたったらこれまで出してきた「学級便り」をまとめて、一冊
の本にするがよいでしょう。つまり自費、自刊というわけです。
(中略)
 それには「学級便り」を出す以外にも教育日記をつけるがよいですよ。つまり、教育中心の日記をつけてゆ
くんです。そして他日それをまとめて出版するんですね。


 
 これをいつか追試してみせる。いちおうブログという形では書いているが教育日記までにはいたっていない。
 まずは教育日記をつけて、いつの日か出版してみたい。教師になったからには生涯一冊でいいから本を出したいのだ。


赴任の第一日目から、教育を中心にした日記を書いてゆく。そして、全部の刊行は費用がかかるのでできないと
しても、そのうちの目ぼしいものを三年か五年ためて本にするんですね。それではじめて、このニ度とない人生
を「生を教育に求めた」者としての意義があるというものでしょう。(中略)
 特に問題児を中心にした記録で、その苦心のほどを書き、やっとのことでその解決ができたとか、あるいは非行
生徒が苦心惨憺ののちようやくようやく軌道に乗ったとか、そういう苦心を書いた記録こそ、のちにくる人々には
一番参考になるわけです。


 
 というわけで教育書出版までの流れを考えた。

①学級通信を毎年発行し、データを残しておく。(ファイルに保管&パソコンに保存)

②それとは別に教育日記をつける。
  ※ ブログ、SNSにもそこからアップする。
  ※ テキストエディタでやる。ある程度まとめて保存する。

③ボーナスの一割を自費出版用にためておく。

④5年ほどで一冊の本を刊行する。

ラクをしないと成果は出ない ②

ラクをしないと成果は出ない ②

かなりの良書だ。自分の心にガツンと来た。
マスターしたい内容がたくさんある。なのでノートにマインドマップでまとめた。

ちなみに良書に出逢ったときの対処法をマニュアルにしておく。

良書に出逢ったときの対処法をマニュアル


1.線を引いて読み込む。

2.線を引いた部分のみ読み返す。

3.ノート見開き2ページにマインドマップでまとめる。

4.マップを何回も見直す。

5.マップをみながらブログに記事を投稿する。




          宝物は人通りが少ない道にうまっている。
 

 これは人と違うことをやれ!!という教えに通じる。人と同じことをやっていても成果は上がらない。
 人と違う道を通って、違うやり方でやってこそ成果は出る。自分の頭を使って常に工夫を加えていく必要がある。



つまらないと思ったらできるだけ早く撤退する。


 
 これは仕事の切り捨てということだろう。ちなみに読書をする際にもこの原則は使える。
 今年度でいうならば、市の研究部会は切り捨てた。つまらない、役立たない、時間の無駄。
 思い切りのよさも必要なのだ。真面目一辺倒で何でもかんでもやっていてはどっちつかずのまま終わってしまう。


「かなわないな」と思ったら、自分と比べることをせず、素朴に尊敬する。


 
 学校、学年の先生や奥さん、周りの人々など。自分がいくらあがいてもかなわないものを一つは持っている。素朴に尊敬していく。



 ラクして成果を上げるのが基本中の基本。
 ゼロから築くのは大いなる無駄
 努力とはラクにやるための工夫
 アイデアとはパクり合いで生まれる



 追試。優れた情報、方法を仕入れ真似する。これがポイントだ。授業でも仕事でも共通の原則。
 くせづけ。パッと身体が動くようになるまで繰り返しくせをつけていく。
 最近、4時起きがラクになってきた。勉強時間もしっかり確保できる。


商売道具への投資はケチらない


 
 レッツノートを1年間の分割払いで購入した。思い切って買って良かった。iMacもiPodもそうだ。自分を高めていく道具は貴重な武器だ。そのための投資をけちっては成長できない。


 インプットが3分の1程度になったらアウトプットを始める。
 早い段階でアウトプットを始めればゴールはより明確になる。



 これは授業作り、原稿書きにつかえそうだ。完璧にインプットしてから始めるよりもある程度のところでアウトプットを始めて、残りはアウトプットしながら必要に応じてインプットしていけばいいのだ。
 時間も節約できるし、良い物ができる確率が高まる。


 図書館にいけばいくほど無駄遣いになる。



 本は買って手元に置いておくのが基本だ。図書館で借りて済ませるというのは結局のところ無駄遣いになってしまう。この表現がとても気に入った。


人から勧められたものは、無理をしてでも即日取り入れる。
 先輩の一言アドバイスにはとにかくまず従ってみる。


 
 ようするにそれだけの謙虚さをもっていることができるかどうかだ。謙虚な人は周りから色々なアドバイスをもらえる。それを取り入れてみようとする。だから成長していくのが早い。
 見栄やプライドなんか捨てて周りの声に耳を傾けていくことが大切だ。


仕事のストーリーテラーを目ざす。


 
 これはブログやSNSでやっていく。こうやってエピソード記憶を作っていくのだ。


レファ本の常備は時間を節約する。


 
 自分にとってのレファ本とは?
  ①向山洋一全集。年齢別記録集
  ②教育書
  ③教育雑誌


出欠を迷うイベントには行かない
 義理で出席するほど愚かなことはない。
 人の一生はすべてをやれるほど長くはない。


 
 葬式、法事、結婚式など。時間は自分で創りだすもの。


休暇中も仕事をしたほうが、のんびりできる。


 
 本書の中で一番感銘を受けた部分だ。この一文を知れただけでも本書を購入した価値がある。
 自分の仕事に対する考え方が変わった。


ノウハウはどんどん公開する。
 自分発のマニュアルを作ろう。


 

 これはブログでやる。あとで検索することもすぐできる。


子どもができたら「仕事で20年後にブレイクする」準備を始める。


 
 これは今の自分の心境にぴったりの言葉だ。
 同世代で独身の友達がいる。彼らの勢いはすごい。
 とてもじゃないが、結婚をして子どももできてしまった自分にはついていけない。
 でもいい。勝負は20年後だ。必ず追いつき、追い越してみせる。


アウトプットしないものはインプットしない


 

 これほど効率のいいものはない。すべて、アウトプットを前提にインプットを行えばいいのだ。

 






 

表現運動(ダンス)指導法

表現運動(ダンス)指導法

※同学年の先生に教えていただいた。

1) 隊形は3つぐらいでやる。
  最初→中→終わり ※もちろん多くてもいい
2) お客さんの方向も決めておく。

3) グループは8人までがいい。
4) 曲は自分たちで選ばせる。(クラスで一曲)
5) 3時間ぐらい練習→発表
6) 最初の1時間 
 ①座って円になる。相談
 ②立って身体を動かす。

気づいたこと 13か条

気づいたこと

1. 最近自分の授業テープ起こしをやっていない。まずは録音すること。
2. 朝早く行って廊下を見回ること。主任の自分が一番動け。
3. 自分を変えることで周りを変えろ。
4. 休日も仕事をしてゆとりをつくれ。
5. クラスの状態がよくないときこそ、頑張っている子をほめよ。ほめることで伸ばしていけ。
6. 漢字テスト全員100点の盛り上がり
7. 字を丁寧に書いている子への個別評定
8. M君対応 算数で○をたくさんあげる
9. M君個別対応 将棋とお茶とお菓子
10. ラクをしないと成果は出ない
11. 映画二本立てでみる
12. 学年の先生との交流
13. 学年の先生に学んだダンス指導法




1. 最近自分の授業テープ起こしをやっていない。まずは録音すること。
 自分の授業を客観的に分析するということはとっても重要なことだ。この地道な作業を続ければ必ず授業の腕は上がっていく。テープ起こしをするためにボイスレコーダーも購入した。しかしまだ一回も使えていない。これでは宝の持ち腐れだ。来週、バンバン録音していこう。

2. 朝早く行って廊下を見回ること。主任の自分が一番動け。
 学年のヤンチャ君が朝、窓に身を乗り出している。廊下の棚の上に乗っている。
 何度も指導をしたのだがなかなか直らない。
 向かいの文房具屋のおっちゃんからクレームが入った。危険な状態を放置するな。子どもの命を守れ!!と。それを聞いた教頭から「学年で指導するように」と指導が入った。
 最もなことだ。廊下の立ち番シフトを決めればどうかといわれた。
  この提案、学打ちでやったら学年の先生は嫌がるだろうなぁー。
 しょうがない。まずは自分が立つことにする。いつもより15分早めに登校し、廊下に立てばいいのだ。主任が一番動くこと。身を張って仕事をすること。それが基本だ。

3. 自分を変えることで周りを変えろ。
 高学年女子対応がちょっとずつ上達してきた。なぜか。まずは自分を変えよう。自分の指導法の未熟なところを磨いていこうと心がけているからだ。以前は違った。子どものせいにしてイライラしていた。しかし、自分を変えれば周りも変わるということがわかってからはイライラがなくなった。
 あの手、この手を試行錯誤している。もちろん失敗の連続だ。しかし、実践に失敗や試行錯誤はつきものだ。その中から確かなものをつかみとっていけばいいのだ。

4. 休日も仕事をしてゆとりをつくれ。
 今までは平日にしっかり仕事をして、休日はいっさい学校の仕事はしない。というように決めていた。しかし、それではしんどいということがわかった。休日にもある程度の仕事をしていたほうが楽になることが分かった。「ラクをしないと成果は出ない」を読んでからだ。
 休日にゆったりとした気分で学級通信を書く。時間にゆとりをもって教材研究に取り組む。至福の一時だ。

5. クラスの状態がよくないときこそ、頑張っている子をほめよ。ほめることで伸ばしていけ。
 この言葉を実感を持って理解できてきた。どんな状態のときでも頑張っている子はいるのだ。いい加減な子ばかりに目がいってしまい、頑張っている子を見落としてはいけない。それは最悪だ。まずはいい子をほめる。頑張っている子を認める。持ち上げる。そして一人ひとり頑張っている子を増やしていけばいいのだ。だれでも誉められればうれしい。クラスのM君だってほめればとってもいい顔をする。だから、どんなにダレている状態のときでも頑張っている子を見つけ出せる目が必要だ。

6. 漢字テスト全員100点の盛り上がり
 あと一人で全員100点達成だった。すごい盛り上がりだ。点数を発表するごとに期待が高まる。
 ○○君 
 はい、百点です。

 ○○さん
 はい、百点です。

 これが40人分続く。
 
 全員100点だったとき、歓声と拍手が起きる。こんな盛り上がりは初めてだ。
 感動した。 
 念のためということで全員のテストをチェックする。
 残念ながら1人だけ間違っているのに○されていた。二問間違いの80点だ。
 その子は泣いてしまう。

 全員100点を目ざしているとこのような場面が出てくる。
 クラス全体に次のような話をした。
 「今日はとってもおしかった。でもこれだけやれたということは次、できるかもしれない。そのときに一番大切なことはクラスみんなで頑張っていこうという雰囲気だ。一人だけ100点取れなかったからと言ってその子を責めてはいけない。そうじゃなくて次は頑張ろうね。そういう声かけが大事なんだ。」

7. 字を丁寧に書いている子への個別評定
 とっても丁寧に書いている子がいる。連絡帳や漢字練習帳などの字だ。先日、その子の連絡帳に書いてあげた。
 「いつもお世話になっています。A君ですが、漢字練習の字をとっても丁寧に書いていますので学校でほめました。すばらしいことです。お家でもほめてあげてください。」
 書いてあげるとかなり喜んでいた。
 それから毎日ノートを持ってきて先生、これ観て下さい、と言いにくる。
  昨日はノートにAAと書いてあげた。
 10回連続で丁寧に書いたらAAA を挙げるよ!!とはなした。

8. M君対応 算数で○をたくさんあげる
 少人数教室で勉強していたM君。昨日の単元「小数のかけ算と割り算」から教室で勉強することになった。彼は算数が得意だ。計算も速い。しかし集中が持たない。
 なので、
 
 解けたらすぐに○をつけてあげること
 授業中に何回も当てて答えさせること
 できた問題を黒板に板書させること

 を意識して授業を進めた。なかなかいい食いつきだった。
 この努力をずっと続けよう。

9. M君個別対応 将棋とお茶とお菓子
 あまりにも荒れているM君。管理職、学年の先生、専科担当の先生を交えての話し合いで、「取り出しの個別指導」をしていこうということになった。
 もちろん親には了解を得ている。

 取り出し一日目。養護学級の先生がおにぎりとリンゴを持ってきてくれた。とってもおいしそうに食べていたそうである。
 その日は一日ご機嫌だった。

 M君は朝ご飯をたべてこないことがおおい。それでイライラが続いたり、集中が持たなかったりするのだろう。親にお願いする必要がある。「学校で集中して勉強できるように、朝はできるだけ食べさせてから学校に来させて下さい。」と。

 そんなわけで個別指導教室に少々のお菓子とお茶を用意した。
 毎日おにぎりを作っていくのは無理なので、ちょっとおなかの足しになるようなものを買っていった。
 勉強が終わったあとのお楽しみに将棋も用意した。

 この将棋、M君と二人で指したのだが、とっても面白い。
 将棋をやるのは何年ぶりだろうか。いいものだ。

 個別指導を初めて四日目。M君もだいぶ心を開いてくれるようになった。
 落ち着いた状態でならM君はちゃんと話が通じる。

 このような関係を一つ一つ積み上げていくこと。
 4月に比べれば格段の進歩だ。いろいろとアドバイスいただいた周りの先生に感謝!

 
10. ラクをしないと成果は出ない
 自分のなかでかなりヒットした。別記事でまとめていく。

11. 映画二本立てでみる
 映画が大好きだ。10番で書いたラクとは映画をたくさん見るということも含まれている。
 映画を観て、また仕事も頑張ろうという気になる。

12. 学年の先生との交流
 なるべく対話を重ねるようにしている。対話してみればとってもいい先生ばかりだ。
 そして、学ぶことがたくさんある。いい部分をどんどんパクって自分の引き出しを増やしていきたい。

13. 学年の先生に学んだダンス指導法
  別記事に立てる。ブログにマニュアルや指導法、追試したい記事を明記しておけば検索が簡単だ。
 ネットならばよほどのことがないかぎり紛失もしない。
 活用していこう。

2008年5月28日水曜日

2時間の話し合い。

昨日は2時間の話し合い。

5年生の現状とこれからの方針について

教務、管理職、専科、養護学級、生指主任、5年担任が参加した。
計13名。

まずはクラスと学年の状況を報告し、専科の先生にそれぞれの教科の様子をはなしていただいた。

その後、私のクラスのM君と、他クラスのG君の話にうつる。
彼らにどう対応していくか。それがこの学年の最重要課題である。

M君やG君が落ち着いてくれば学年は変わる。そう考えている。

M君については


取り出して個別指導していくこと、
落ち着ける場所、落ち着ける人を作ること、
という方針でやっていくことが決まった。




個別指導については先週学校であった母親との面談時に了解を得ている。

ちょっとずつだが状況は変わっていっている。

とにかくあの手、この手を尽くしてやっていくことだ。
 

2008年5月27日火曜日

楽をしないと成果はでない/日垣隆

楽をしないと成果はでない/日垣隆

かなりいい本だ。かってすぐにむさぼるようにして読んだ。今の自分にぴったりの本である。

楽をして成果をだす。

自分に取っては具体的にどういうことか。考えた。


1.毎朝4時起きを続ける。
 休日も続けると起きるのが楽になり、その分仕事時間も増える。

2.ネットや書籍から優れた情報を得る。
 仕事でも勉強でも先人の残した(あるいは考えた)貴重な情報をゲットし、それを有効に使えばかなりの成果をあげることができる。自分が一から考えるなんてことは無理だが、アレンジなら楽にできて成果も出やすい。

3.残業しないでとっとと帰る。
 遅くまで学校に残っても仕事ははかどらない。学校では邪魔が入る。同僚とのおしゃべり、電話など。おなかも空いている。
 それならばとっとと帰って楽をしたほうがいい。家で体調と環境を整えて仕事をしていけばいいのだ。そうすることで楽をして成果を出せる。

4.くよくよしない。楽しんでやる。
 今の状況は必ずしもよくない。しかし深刻に考えても落ち込むだけだ。しんどくなる。だったらば今の状況をそれなりに楽しくやっていけばいいのだ。楽しんでやっているうちに成果も出てくる。


M君対応で失敗した。

M君対応で失敗した。

5時間目、
少人数で算数をやっているはずが、フラッと教室に戻ってきて教室に座る。
いつもは少人数ルームで頑張っているはずが、なぜだろう?と思いながらもこっちの授業を進める。

教室の子の○付けをしたり、展開を考えたりでM君に声かけする余裕がなかった。

あそこで一声かけてやればこっちで授業に巻き込めたかもしれない。
何も対応、声かけしなかった自分の失敗だ。

その後のM君はかなり荒れた。
廊下を動き回る。
ほうきを持ち出し振り回す。

声かけをしてほしかったのだ。
かまってもらいたかったのだ。

自分の技量の低さを思い知らされた。

今日の目標


M君をたくさんほめること。
さりげない声かけをたくさんすること。
かまってやること。

2008年5月23日金曜日

万策尽きるまでやって1㎜の前進を喜ぶ。

頭の切り替えが上手になってきた。

少し前までは、家にかえっても休日でも学校のことでウジウジ考えていた。
が、最近はそんなこともなくなった。
というか、そんなことをしていると身体を壊してしまうということに気づいた。

学校にいる8時から5時までは最大限に努力する。
しかし、それ以外の時間は自分の自由だ。

学校のことを考えなくてもいい。
もちろん、それを分かった上で学校の問題について考えるのは自由だ。
そう思えるようになった。

だから、今身体の調子は結構いい。
これも今年度のクラスの子のおかげだ。

もっといえばM君とFさんのおかげである。ありがたい。感謝。


     万策尽きるまでやる



これも少しイメージがつかめてきた。

子どもへの対応で


授業中にほめまくる。
認める。
休み時間によびとめて短くほめる。
保護者に学校に来てもらい話をする。
じっくり子どもに向き合う。
休み時間に子どもの様子をよーく観察する。
作文、日記を書かせる。
子どもの要望、望みを把握し、先生も努力しますという態度を見せる。
休み時間、職員室に呼び話をする。
あらゆる機会を利用して子どもを育てる。
保護者にこまめに電話連絡する。
周りの子を誉めて動かす。
周りの子を叱って諭す。
家庭訪問でとことん保護者と連携する。一緒のサイドに立って子どもを育てる。




考えてみれば子どもに対応する方法はいっくらでもあるものだ。
これらを組み合わせて、あるいは発展させて実行していけば少しずつでも前進できる。

1㎜の前進を喜べ

これが大事だ。


      万策尽きるまでやって1㎜の前進を喜ぶ。




これができればきっといいクラスを作れるはずだ。
今年度は貴重な勉強をさせてもらっている。
本当にありがたい。

保護者に学校に来てもらい話をした。

昨日、M君の保護者に学校に来てもらい話をした。
学校長にも一緒に入ってもらう。

夜の7時半から8時半までの一時間の話し合い。

最初はかなり身構えていらっしゃった。

でもこちらが笑顔で、
「M君のことが心配なんです。一緒に考えていきましょう」というスタンスで話を続けると徐々に柔らかい態度に変わっていった。

話の中で、
M君のいいところをいっぱいほめた。

クラブの部長として頑張っていること
やる気になったときは授業にしっかり参加し、いい発言をしてくれること
毎日の係の仕事をしっかりやってくれること
理解力がすごいこと
など 

その上で、
授業中に集中がきれ、外に出て行ってしまうこと
さらに他のクラスに入り、授業妨害をすること
注意された先生に暴言をはき、暴れるということ
カッとなったら自分をおさえきれず、窓ガラスをわってしまったことが2回起きているということ

などを話した。

このままではM君が大けがをしないか心配です。
周りの子に怪我をさせてしまい、取り返しのつかないことになればM君にとっても良くないと思います。

と話をし、どうやったら落ち着いて学校生活を過ごしていけるのかを話し合った。

保護者(母親)もざっくばらんに本音で話してくれた。
話を聞いているうちに、母親が学校に対して少々不信感を抱いているということも分かった。

先生の対応について
「頭ごなしに、理由も聞かずに命令口調でいうのはおかしい」
そんな思いを上のお兄ちゃんのときから抱いていたそうだ。

お兄ちゃんのことでも何度も学校に呼ばれ、話をしてきたそうである。
妹もかなり荒れている。

そんな保護者の思いもじっくり聞いた。
その上で、
「命令口調でなく、じっくり話を聞いてM君と接していきたい」
「でも、命の危険に関わるときなどは【あかんもんはあかん】と厳しく注意していく」
という感じでこれから接していきます、とこちらの考えをはなした。

また、授業中落ちつかないのであれば個別に取り出してマンツーマンでじっくり勉強をするということも了解をもらった。

小さな前進である。

9時前に帰宅。
こんだけ遅くまで仕事をしたのは5年振りのことだ。我ながら頑張った。

2008年5月22日木曜日

今日の気付き。

今日の気付き。


1. 疲れたときはリフレッシュ休暇を自主的に取ること
2. 本は心の栄養。どんどん購入する。
3. バーミヤンにコモリング、とってもいい。ドリンクバーもある。
4. ブログ、SNSに読んだ本の書評を書いていくこと。
5. 世の中、すごい先生はたっくさんいる。どんどん情報を仕入れてまなんでいくこと。
6. セミナーにもどんどん参加すること。
7. テーマごとに一冊のノートを作っていくこと。
8. 修業期間をじっくり取った方があとで飛躍的に伸びていく。だからあせることはない。じっくりいけばいい。
9. 家の中では学校のことは考えない。切り替えが大事。学校の問題は学校にいる間に100%考えればいい。その場主義と
システム作りが重要。
10.家事手伝いをしっかりやること。奥さんに任せっきりにしない。気持ちが大切。


2008年5月21日水曜日

プラス思考で考えていこう。

プラス思考で考えていこう。


やってやれないことはない、やらずにできるわけがない。
しあわせだなぁ、豊かだなぁ、ありがたいなぁ




1)いくら学級に大変な子がいるといっても、つき合うのは週のうち5日間だけだ。
あとの2日は自分の自由に過ごせるわけだ。
一日でいえば、8時から5時までは仕事だが、その他の時間は自分で自由に使える。

そして、あと40回学校にいけば夏休みもやってくる。
年間でいえば200日学校に通えばそれですべてリセットできるのだ。

一年間なんてあっという間だ。何とか持ちこたえて、1mmずつでも前進していく。
やってやれないことはない、やらずにできるわけがない。

2)一日の仕事を終えればビールが飲める。
朝は気持ち良く散歩できる。
夕方、ジョッグで汗を流して気持ちのいい風呂に入れる。
家には可愛い娘が待っている。
しあわせだなぁ。

3)自分の食べたいものを食べたいように食べることができる。
  自分の読みたい本を自由に購入できる。書斎もある。
  欲しかったMacもレッツノートも手に入れた。
  俺はゆたかだなぁ。ありがたいなぁ。

 このようなプラス思考を通勤の途中で口に出して唱えている。
 不思議と気持ちも楽になっている。
 このように自己暗示をかけることでなんとか毎日を乗り切っている。

自分の価値の出せない部分は切り捨てよ

今日は半日オフの日だ。

この日が来るのを待ちわびていた。
オフと言っても自主的にオフにするわけだが。

今の状況を考えると出張にいくよりも自主的にオフにして、やりたい仕事をじっくりこなすほうがいい。そう判断し、出張を切り捨てた。


     仕事の切り捨て
 



これは大切だ。
斎藤喜博の本でこの言葉を知った。
新しい創造的な仕事をしていくには、今までの古い仕事を切り捨てていく必要がある、と。

何かを得るためには何かを犠牲にしなければいけない。
やることを選ぶ前にやらないことを選ぶ必要がある。

最近読んだ勝間和代氏の本にも同様のことが書かれていた。


     自分の価値の出せない部分は切り捨てよ





というわけで今日の午後からは喫茶店にこもって仕事をこなしていく。
楽しみだ。

2008年5月20日火曜日

職員の関係で悩んでいる。

◇職員の関係で悩んでいる。

どうも合わない人がいる。自分とはかなり考えが違う。
それでも同じ学年としてやっていかねばいけない。

まあ、多少の摩擦はあってあたり前だ。
別に遠慮することはないだろう。いい仕事をするにはぶつかることも必要だ。

遠慮せずに自分の考えをしっかり出していけばいい。

「こいつは牙をむくときもある」相手にそう思わせることも重要だ。
いい人になる必要はないし、必要以上の謙虚さや卑屈さはいらない。

日々、全力で仕事をしていけばいいのだ。
その上での衝突ならば仕方がない。あったほうがいい。
  
どんな状況でもありったけの知恵をしぼって楽しみたい。
楽しんだ上で初めていい仕事ができるのだ。

◇M君との関係がちょっとずつ進歩している。すごくうれしい。
①ほめまくる。がんばりを認める。

②頻繁に声かけをする。

③頭ごなしに叱らない。
 〜してほしいなぁ。
 そうだよな。そうか。
 
④〜しなさいは禁句。

⑤楽しい授業を楽しくする。

⑥授業中の声かけ、励まし、○付け、ノート準備。どんどんやってやる。
 できたらすぐに誉める。
 ※頻繁なフィードバックが必要。


 今日も全力で当たりたい。

◇昨夜、「敵は我にあり/野村克也」を読んだ。
 氏の修業方法がとっても参考になる。
 教師修業にも充分応用できる。


 とにかく量をこなすこと
 さらに上のレベルの練習方法
 自分なりに一番あった方法を見つければ大関まではいけること
 ※初段レベルまではいけるということ
 どうやったら楽しくできるか考え、工夫していくこと

2008年5月19日月曜日

iPod&ストレッチ

昨日の夜、

iPodをヘッドフォンで聴きながらストレッチをした。
曲はしっとり系だ。

これがかなり気持ちいい。
しっかり体をリラックスさせ、心も伸びやかになった。

実は昨日の夕方、体調が悪く、身体もガチガチになっていた。
何が原因かは分からない。

食べ過ぎ、飲み過ぎか。久しぶりに身体を動かしたためか。
遊び疲れか。それともまた風邪か。

とにかく、身体をほぐす必要があった。
でないと月曜日に万全の体調で臨めない。

一週間をしっかりと乗り切るためには体調を整えるということが最重要課題だ。
自分もどんどん年をとり、身体にがたがきだした。
体力も明らかにおちてきている。

そんな中でも生き残っていきたい。まだまだ前に進みたい。
そう思っている。

やはり策が必要だ。

昨日のiPod&ストレッチは有効な一つの方法だ。続けていきたい。

2008年5月18日日曜日

勉強しながら遊びもやる。

◇最近、朝の散歩を始めた。
ブラブラと近くの池周りを歩く。30分程度だ。

これがとっても気持ちいい。歩きながら考えを整理できる。
体の調子を整えながら歩く。

健康にいい。

この朝の散歩をずっと続けようと思っている。
ジョッグは夕方にまわした。これはこれでいい。夕方の仕事疲れをジョッグで洗い流せる。
いやなことも汗と一緒に洗いながせる。

この世界で生き残っていくには自分なりの仕組み、システムが必要だ。

◇休日、映画を観に行き、小説を読む。これが最高の過ごし方だ。
 しかし、そればっかりもやっていられない。教材研究、仕事も進めたいのだ。

 仕事もやりだすと面白い。ガンガンやる気が出てくる。ようはどのように仕事を始めるか、それがポイントになってくる。

 映画を観る、小説を読む、と同時に仕事、勉強もする。

 切り替えのポイントを自分で作っていけばいいのだ。
 思うに、隙間時間を利用することが大事だと思う。

 休日なので、基本は映画、小説をゆったりと楽しむ。その合間、合間の隙間時間を使ってちょっとずつでも仕事にとりかかる。
 とりかかれば面白くなってくるのでのめりこむことができる。
 のめり込めない場合は遊びにもどればいい。休養が必要なのだ。

 でもそうでなく、仕事を始めてしまえばほとんどの場合は集中して取り組める。


 勉強しながら遊びもやる。
 遊びながら仕事もする。



 
 これは決して無理なことではない。ようは工夫次第なのだ。
 

自分の体育がいかに我流か

体育勉強会に参加した。

自分の体育がいかに我流かということがよくわかった。

教師の立ち位置、それぞれの運動のポイント、配列、ロジック、

そのような基本知識が押さえられていない。
昨日の講師先生のコメント、講座をきいてそう思った。 

勉強不足、基礎体力不足だ。
やるべきことはたっくさんある。

もっともっと体育について勉強したい。そう実感できた一日だった。

昨日の学び
教師の立ち位置は全体を見渡せるところに
評定するときは動きのポイントがみえる位置に立つ。
運動のロジック、ポイントを押さえる。
安全性を第一に
開脚跳び 美しく跳ばせる方法(講座のレジュメをノートにはっておく)
縄跳び準備運動(足し算でなく連続10回。縄跳び表にそってやっていく)

2008年5月15日木曜日

<タイムスケジュール>

生活リズムについて考えている。

思うところあって、改善する。


<タイムスケジュール>

5時15分 退社

6時~7時30分 洗濯取り入れ、皿洗い、風呂沸かし
     ジョッグ(2周)、筋トレ

7時30分~8時30分 風呂入れ、夕食

8時30分〜9時 読書(30分)

9時~ 就寝
         
     7時間睡眠
       
4時  起床

4時~5時  勉強(1時間)

5時~5時半 散歩(3周)

5時半~6時半 勉強(1時間)

6時半~7時半 仮眠(15分)、ピアノ・ギター練習、朝食、身支度

7時半~  学校出発

8時~ 教室で仕事、声掛け




※食事をしっかり、睡眠をたっぷりとること。
※休日の教材研究の仕組みを創りだすこと

2008年5月14日水曜日

調理場という戦場/斉須政雄」

M君が落ち着かない。
周りのクラスに迷惑をかけている。

管理職、同学年の先生とも対話を重ねているが、なかなか進展がない。
M君とも、もっともっと対話を繰り返す必要がある。

ほめて、認めて、諭すように、論理的に。


昨日の放課後、教育センターの発達障害専門家と電話相談をした。
アドバイスを色々していただいた。ありがたい。
できることからやっていくつもりだ。

とくにかく、万策尽きるまであの手この手でやっていくしかない。
1mmの成長、ほんのわずかの変化を見逃さないことだ。

今、自分が苦しくなっている状況だ。
こんなときだからこそ、こうやってブログに考えをまとめることが大事だと考えている。
しんどい状況をどう乗り切るか、それを今年は学んでいるのだと思う。


頭を切り替えること
   ネバーネバーネバーギブアップで万策尽きるまでやること
   発達障害やその対応について研究を深めること
   体当たりでやっていくこと
  「やってやれないことはない」と何度も自分に言い聞かせること




今年は本当に学びの多い年になりそうだ。感謝。

SNSで学んでM君に使えそうな対応。

   諭すように話しかけること
   目先をそらすこと
   空白をつくらないこと
   ささいなことでも褒めること




自分の指導を振り返ると褒めることが圧倒的に足りない。もっともっとほめることができるはずだ。


朝4時から「調理場という戦場/斉須政雄」を読み返した。
今の自分の心境にぴったりとフィットした内容だ。
胸にグッとくる文章がたくさんおさめられている。

この本は土日を利用して、1冊のノートに筆写していこうと思う。
※薄めのノートを購入しておくこと。(5冊くらい)


フランスに行って最初に働いた「カンカングローニュ」のオーナーシェフは、自分の父親よりも
年齢が上でした。その当時ですでに60歳のおいいさんだった。だけど、三日ぐらい寝ずに働い
ても平気なのです。
 14歳から料理をやってきているオーナーシェフが、平気で徹夜をする環境にいる。しかもケ
ロッとこなしてしまう。基礎体力というか、血液が違うなぁと実感させられました。




すごい。自分と思わず比べてしまった。なんと自分の甘いことか。しんどいしんどいといいながら、それだけのことをやっていない。基礎体力のなさを痛感した。

さらに続きを読んで驚いた。

後に本人から聞いたら、彼は第二次世界大戦の時にナチスの捕虜にされていたと言っていました。
身動きもままならない状態で、27ヶ月の間カゴのような収容室に入れられて、一日の食料はパ
ン一個と一杯の水だけだった。仲間は、栄養失調や内蔵の病で次々に死んでいく。
 ケラーさんが生き残ったのは、支給されるパンと水を一日にきちんと三回に分けて食べていた
からです。他の人は一度に食べてしまっていた・・・・そんな体験の持ち主だから身体も精神も
強靭なのです。
「いつ銃殺されるかわからなかったんだ。それに比べたら、眠らなくても死ぬことはないじゃな
いか、マサオ。夜中にお客さんが来たところで、銃殺はされないもの」




感動した。27ヶ月といえば2年と3ヶ月。その間、ものすごい状況のなかで生き抜いたのだ。
自分はどうか。
クラスの子に手こずっているとはいえ、それは週5日の話だ。あとの2日は休めるわけだ。
もっといえば8時から5時までのつきあいだ。夜の時間、早朝は自分の時間としてとれる。
ケラーさんの体験に比べれば全然たいしたことはない。

今のクラスもわずか1年間の付き合いである。2年も3年も続くわけではない。
当然、夏休み、冬休みもある。
学校にいくのはたった200日程度なのだ。

書いていると、自分の置かれた状況なんてたいしたことはない!!そう思えてきた。
簡単な話だ。
M君自体が劇的によくなるということはないかもしれない。
でも担任である自分が体当たりで、本気で、なおかつ楽しんで接していけばかならずそれは伝わるはずだ。

わずか200日。今週でいえば後3日。
自分にできる範囲で努力していけばいいのだ。

そう思うとかなり気が楽になった。
やはり本を読むと言うことは大切だ。

2008年5月13日火曜日

今日の気づき

今日の気づき


休み時間、ヤンチャと一緒に遊ぶ。

例)ドッジ、腕相撲、鬼ごっこ

とにかく体をはってやること

空き時間はあきらめる。音楽、家庭科、書写のときは廊下で仕事しておく。

理科、算数少人数落ち着いているのはなぜか?→授業のうまさ、笑顔、声掛け、対応のうまさ

対応→諭すようにいう。気を他にそらせる。準備物を目の前に用意してやる。

お手伝いをどんどん頼んで、ほめる。

Mの立場によりそって授業を進める。

MT→持ち物声掛け、IやTとのトラブル注意

物を用意して気を引く。

低い声で温かく話しかける。

朝3時起き→つらいのは今だけ。慣れれば楽にできる。とにかく「くせづけ」することが大事。

   

2008年5月12日月曜日

大きな数 6/10 14:14〜39:20  からの学び

ここ最近、向山先生の「大きな数」CDを聞いている。

この修業には即効性がある。
算数の授業は毎日あるので、そこで使えるフレーズをノートにメモしている。
聞いていての気付きもメモする。
ノート見開き2ページでマインドマップを使ってまとめていく。ぎっしりになるまでやる。

だいたい毎日15分ずつ行っている。
iPodにいれたものをヘッドフォンで聞く。

このヘッドフォンがとってもいい。すぐ近くで向山先生が授業しているような錯覚を覚える。
集中して聞き込むことができる。


大きな数 6/10 14:14〜39:20  からの学び

1.授業の中でノートの見せ方を指導している。
 先生にサッと見せるようにしなくちゃ。
 (できていない子には)後回しにされるよ。

2.楽しそうに授業を進めている。
 「1000兆です」と言う答えに対して、「船長さんでしたね(笑)」と返している。

3.「できたらもってらっしゃい」という場面が1時間のうちに何回もある。
 正確には何回あるのか。後で調べ直す必要がある。こういった細かい、正確な分析が自分の力となっていく。聞いた記憶では、4、5回くらいあったような気がする。
 頻繁なフィードバック。数多くほめることができる。

4.お手本通りに書かせる。
a.  じゃあ★の3にいきますよ。これは結構大変です。★の3、やり方見せますからよくみときなさい。
b.  説明。
c.  黒板に書いたのをそっくりそのままノートに写しなさい。

5.ゆったりした口調

6.問題を解き終わった後、○付けをし、みんなで読ませる。

7.これできてない人、書いて持ってらっしゃい。
 一問できたらもってらっしゃいという指示で○付けをしていく。途切れたところで解説をし、板書する。まだ先生に持ってきていない子に対する詰めの言葉。

2008年5月11日日曜日

雑誌原稿 執筆マニュアル

1. Macで原稿書式を設定する。
2. 書籍、ネットで資料を探す。
3. 一冊のノートを作り、重要な資料をそのノートに貼る。
4. ノートに貼った資料を何度も読み返す。
5. プロットを立てる。(マインドマップで)
6. 執筆する。
7.プリントアウトし、推敲する。

祝100号達成。

何事も量を重なることで質は高まっていく。

「量質転化」だ。

今日はiMacの前で、ウィスキーでも吞みながら100号達成祝いをしよう。
つまみも好きなのを買って、一人でじっくりと100号分読み返すのだ。

自分へのご褒美だ。

と思いながらも昨日仕事をまったくせずに映画と読書に励んだせいで、今日は仕事がいっぱいたまっている。
〆切が明日のものもいくつかある。

なので、とにかく午前中に仕事を済ませ、午後からじっくりとお祝いしたい。



  昨日見た映画       「最高の人生の見つけ方」



グッときた。良い映画だ。
じいちゃん二人の生き様を観て、自分の人生について考えた。


昨日購入した本(1万円分)

1) 四畳半神話体系/森見登美彦
2) 震度0/横山秀夫
3) コールガール(上)(下)/森村誠一
4) 償い/矢口敦子
5) 漢字を楽しむ/阿辻哲次
6) レバレッジ英語勉強法/本田直之
7) 調べる技術・書く技術/野村進
8) 「き・く・あ」の実践/小林正観
9) 笑顔で 光って 輝いて/小林正観



これとは別に

娘の誕生日プレゼント用絵本(4千円分)

を購入した。


ちなみに、
昨日は休日の過ごし方ゴールデンコースだった。


A. 午前中映画を観に行く。
B. 少し早めにいって近くの喫茶店で読書
C. 映画鑑賞
D. 近くの本屋で書籍購入
E. 本屋の中の喫茶店でカツカレーを食べながら読書



これにジョッグ、スイムが加わればいうこうとなし。
最高の休日の過ごし方なわけである。

もちろん、これはあくまでも自分にとっての、ということだ。


土日のうち一日はこういったゴールデンコースを過ごしたい。
それこそが、「最高の人生の見つけ方」なのではないか、
と思う。

凹まない人の秘密 その③

第三弾だ。


困難を克服したサバイバーたちは、次に挙げるような相反する性質を同時に持っていた。

▪ 独創的でありながら分析的
▪ 真面目でありながらふざけている
▪ 勤勉でありながら怠け者
▪ 繊細でありながら図太い
▪ 疑り深いが同時に信じやすい
▪ 無私でありながら利己的
▪ 自信はあるが自己批判的
▪ 衝動的でいながら用意周到
▪ どっしりしていながら予測不可能
▪ 楽観的でいながら悲観的
▪ 外向的でありながら内向的




このような相反する性質をもちたい。
要するにときと場合によって自分を変化させることができる。
柔軟性があり、弾力的な性質。
それが大事なのだろう。
教師という仕事は、様々な子を相手する。

だから、相手によって、状況によって様々な性質に自分を変化させなければいけない。
それができるのがプロの教師なのだ。


何が起こるかまるでわからない、こんな混沌とした間断なき変化の時代には、さまざまな対応の引き出しを持ってい
ることが不可欠だ。どんな世界でも成功をおさめている人は、決まりきった反応しかできないよりも、あらゆる対応
が可能であることが求められていると知っている。
 自然界で生き残るために最も大切なもの、それは適応力だ。




最後の一文がグッとくる。
これを読み替えてもいい。



教師の世界で生き残るために最も大切なもの、それは適応力だ。



あるいはこういうのもありだろう。


      教師の世界で生き残るために最も大切なもの、それは授業力だ。


凹まない人の秘密 その②

とても勉強になったので引き続き、本の内容を書いていく。


心理学者のペネベイカーは、リストラされ、その後一年以上にわたり再就職に失敗していた人を対象に、
こんな実験をしたことがある。彼らに自分の感情を紙にぶつけてもらうことを毎日二十分間、二週間続
けてもらった。八ヶ月のちの追跡調査で、感情を吐き出した人たちのうち三分の二は新たな職を見つける
ことができた。
しかし、それをしなかった人たちでは、職にありつけた人は三分の一にも満たなかった。
(中略)
自分の感情をもてあますことなく認識し、表現できるようになることで、いざというときに度を失うこと
が少なくなる。まずこれを理解しておこう。




自分はこれをブログでやっている。
自分の感情、考えをブログにぶつけている。ほぼ毎日だ。
キーボードを打つことで感情を吐き出している。そんなイメージだ。

ブログを毎日書くことによって
自分の感情を認識し、
表現する。

これは「凹まない人」になるのに重要なことなのだ。
もうすぐこのブログも100号に達する。

教師修業の一環として始めたわけだが、1000号まで達成したい。
何はともあれまずは100号だ。

今日中に100号目をアップしてお祝いしようと思う。


賢明な人は、困難を恐れるのでなく、それを歓迎する。
失敗がその人の人生を決めるわけではない。いかにその失敗と向き合ったのかが人生をきめるのだ。




色んな本を読んでもこのことは書かれている。
つまり、これが自明の真理だということだ。
結局は、自分が今の現状をどう受け止めるか。それにつきるのではないか。
「困ったことは起らない。今は学ぶときなのだ。」
という斎藤一人の考え方が一番しっくりくる。
でも言っていることはどれも同じものだ。


変化についていきたい?だったら学び続ける覚悟をもつことだ。
心理学の教科書では、学習とは、経験することによって起こる行動の変化と定義される。
つまり、学ぶことと変わることは切っても切れない関係にある。変化に対応するには、学
び続けるしかないのだ。




教師という稼業もそうだろう。


学び続ける教師だけが子どもの前に立つことができる 向山洋一

という言もある。
どんな職業であれ、一流を目ざすのならば常に学び続ける!!という覚悟が必要だろう。

2008年5月9日金曜日

凹まない人の秘密/アル・シルバート

アマゾンで注文していた本が昨夜届く。


  絶望に効く薬/山田玲司
   凹まない人の秘密/アル・シルバート




2冊読了した。


絶望に効く薬/山田玲司
漫画なのでサクッと読めた。
著者が色々な人と対談し、それを漫画で表現している。

スラムダンクの井上雄彦との対談が一番面白かった。

スラムダンクは採用2年目の夏休みに会議室で全巻読破した。
リアルも最近買って7巻まで読んだ。
バカボンドは途中まで集めていたがいまは買っていない。

あの井上氏でも最初は売れなかったらしい。
そして、より良い漫画を描くためにすさまじい努力をしているというのが分かった。
仕事しすぎて自宅の風呂場や仕事場で倒れるということがしばしばあるそうだ。
そこまで自分を追い込んでこそ、あのような感動的な漫画が描けるのだろう。

他にもプロサーファーだとかカリスマホスト、文化人類学者など様々な分野の人との対談が収められている。
今活躍中の人物にも「絶望」の時期、挫折の時期があったというのがよく分かった。
それを乗り越えて一段と成長していっている。そんなところがよかった。励まされた。

タイトルの通り、「絶望に効く」漫画であった。

凹まない人の秘密/アル・シルバート
これもサラッと読める本だった。
書かれている内容もいい。


   凹まない人々とは、心に弾力性があり、柔軟で、新しい状況に素早く適応し、変化していく
   環境の中で力強く成功することのできる  人たちだ。





①心の弾力性
②適応性

この2つ、是非とも身につけたい。
そう強く思った。

M君に対しても温かく接することのできる心、
今の状況でなんとかやっていくという適応性、
これが今の自分には必要だ。


   心の弾力性を持ち、凹まない人になる道は、どんな困難や人生の蹉跌も自分には切り
   抜ける力がある、と決意することから始まる。その覚悟こそが人生の失敗と成功を分
   ける分水嶺になるのだ。



なるほど!!
斎藤一人の言葉でいうと
「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」
ということだろう。

赤線をたくさん引いた。
今の自分の心境にぴったりの内容だ。

また今日一日頑張ろう。

2008年5月7日水曜日

学校の先生に相談して教わったこと

M対応

学校の先生に相談して教わったこと


1) 家庭訪問→3ほめて、1指摘する。
2)     →学校側でもみんな心配している。イライラ、自分を止められないときもある。
3)      何か心当たりあれば教えていただきたい。
4) M対応→管理職を呼ぶ。
5) まずはクラスの真面目な子に目を向ける。どんどんほめていく。
6) 10回のうち2、3回は勝負するときも必要。言うべきことはしっかり言うべき。
7) Mがいつでも戻って来れるようなクラス集団を育てていく。
8) 約束、ルールを作る。
9) 発達障害支援センター、教師だけでも相談してみてはどうか。
10) 時間外に関わるという方法も有効。




 それぞれ別々の先生からアドバイスいただいた。貴重なアドバイスだ。
 あとは自分がこれをどう受け止め、実践していくかだ。

 色んな先生に話を聞くと、何となく方向がみえてくる。
 今すぐには実践できなくてもいずれ使える技がある。

 何とかなる。とにかくやってみることだ。

斎藤一人の絶対成功する千回の法則

今日は7時前に学校を出る。
今年度は定時に帰れず、残業をすることがしばしば出てきた。

クラスのM君の対応についていろいろな人に相談しているためだ。

自分の見栄やプライドは100%捨てている。(つもりだ)
前年度担任だった先生、M君を今まで担任したことの在る先生、妹を担任していた先生、お兄ちゃんを担任していた先生、支援学級の先生、管理職、同学年の先生など、
考えうるだけのありとあらゆる先生に相談をしている。

M君への対応法について、
M君の保護者のことについて、

こちらが謙虚な気持ちで聞きにいくと、どの先生も熱心に相談に乗ってくれる。
自分の仕事もあるはずなのに嫌な顔一つせず、いろいろなアドバイスをしてくれる。

ありがたい!!
心からそう思った。
前年度、同学年を組んだ先生が、心配げに話しかけてくれる。
アドバイスもくれる。
自分は周りの先生に支えられて仕事をしているのだ。
些細な気配り、温かいアドバイスが心にしみた。


正直、休暇中もM君のことが頭からはなれなかった。
明日は学校だ!となると身体が緊張するのが分かる。

そんな状態が今朝まで続いていた。

しかし、ふっきれた。
朝のジョッグ中にふとひらめいた。
こんなときこそ、斎藤一人の本を読み返すべきだ、と。

斎藤一人の本を読み返す。

「斎藤一人の絶対成功する千回の法則」
素晴らしい本だ。

   ありがたい
   幸せだ
   豊かだ
   やってやれないことはない、やらずにできるわけがない




そう口にすればいい。千回唱えれば必ずよくなる。

なんとも分かりやすい主張だ。
これをジョッグ後のシャワーの中で繰り返し唱えた。
すると気が軽くなる。


    やってやれないことはない、やらずにできるわけがない。



まさにその通りだ。よし、とことんできるとこまでやってみよう。万策尽きるまで!!
そういう気持ちが湧いてきた。

今日一日、いろいろあったが、自分はやっていけそうだ。
今年一年、どんなことがあっても乗り越えて行ける。
やっぱり本は読んでおくべきだ。
本で得た知力で人生を切り開いて行ける。

もう少しで100号達成する。

四日間の連休が終わった。

今回の休み、かなり有効に使えた。
まずは家族での行楽。自然あふれる公園を散策した。

後の三日間は、読書三昧。
小説をたくさん読んだ。

最後の一日はちょっぴり仕事もした。
仕事の仕方はタイムウォッチ方式だ。

時間を区切りながら、TO DOリストの仕事をこなしていった。
タイムウォッチ方式は長期の休暇時には最適だ。

ちなみにこのブログ更新も頑張った。
もう少しで100号達成する。

100号達成したら、パーティーをする予定だ。
ウィスキーとつまみを片手に、100号分のブログを読み返すのだ。
楽しみ。

次は150号だろう。節目、節目でパーティーしていくつもりだ。

最近気づいたこと、考えたこと


     1. 朝、晩に10分間のヨーガをする。
      2. しばらく酒はやめる。体調を整えろ。
      3. 平日はねじをしめ、休日はねじをゆるめろ。


2008年5月6日火曜日

読書して学んだことをブログの記事にして更新する

月刊誌「致知 6月号」

巻頭の対談が一番心に響いた。

ユー花園社長の山田氏とタビオ社長の越智氏との対談だ。

お二人の駆け出し時代の話が、今の自分の心につきささった。
これだけ努力している人がいるのだ。
これだけの苦労、努力を乗り越えたからこそ、今のこの人たちがあるのだ。

自分の今の苦労など、この人たちに比べたらたいしたことではない。
もっともっと大変な思いをしている人はいくらでもいるのだ。

月並みだが、そんなことを感じた。「致知」というのは良い雑誌だ。
人から教えられて試しにとってみたら、すっごく勉強になった。

今で2年間、定期購読を続けている。

対談より


越智
僕はね、生きているということは起きていることだと思っています。人間はただ息をしているだけでは生きている
うちに入りません。だから僕は、みんなが寝た後も一時間余分に起きて古典を読みました。一日たった一時間でも
一年で365時間、約半月は人より余分に生きられます。それを勉強の時間に充てたら、賢いやつにも負けるわけ
はないと思いました。そうして三年後に18歳になる頃には、『孫子』全文を諳んじるまでになっていました。




この部分が一番良かった。
越智氏は古典を学ぶことで、自分を創り、逆境を切り抜けていったのだ。

ここで思い出したのは、


        「他人と違うことをやるのが僕の基本」



というイチローの言葉だ。

 人よりも一時間長く起きる
 その一時間を勉強の時間に充てる。
 勉強内容は中国の古典を勉強する
 それをずっと続ける。

 このように越智氏は人とは違うことをし、それを信念をもって続けた。だからこそ、自分の力となって言ったのだろう。

 ここから学べることは以下の2点だ。


1. 人とは違うことをやれ
2. それを信念を持って続けよ


 読書して学んだことをブログの記事にして更新するということ
 
この一つのことを信念をもって続けよう。

情報は一冊のノートにまとめなさい/奥野宣之

 情報は一冊のノートにまとめなさい/奥野宣之

 なかなか良い本だった。
 
 本を読む以前から「一冊のノートに情報を集約するといい」ということを知ってはいた。もちろん人から教わったことだ。


  一つのテーマを一冊のノートにまとめる。
   何回もそれを見直す。
   新たに書き込みをする。

 


 この作業の繰り返しで、かなりの効果をあげることができる。

 学校での実践も「実践ノート」というネーミングで、B5版のノートに集約していた。
 時系列でどんどん使いこなす。必要なものはどんどん切り貼りしていく。

 この形式が一番自分にはあっている。
 周りにはルーズリーフ形式でされている先生もいるが、自分は大学ノートがいい。
 なによりも保存が簡単だ。

 ルーズリーフでは紛失する可能せいがある。整理が面倒だ。

 つまり、上記の本を読む以前から「情報を一冊のノートにまとめる」ということはやっていた。
 では、この本から学んだことは何か?


   テキストエディタで索引を作る


 

 ということだ。
 これはなるほど!!と思った。これ一点だけでも、1300円のお金を出したかいがある。

それぐらい新鮮だった。
索引を作ればどこに何が在るのかが一発で分かる。情報を管理できるのだ。
テキストエディタならば容量も小さい。
gmailで自分宛にメールしておけばバックアップもきく。

コンピュータを最大限に活用しながらも、基本はノートとペンというアナログさがとってもいい。

この方法はすぐに追試しようと思った。


いろいろな本を読むと、様々な人の知恵を学ぶことができる。
コンピュータが発達してきたことで、その知恵も変化してきている。

やはり学び続けることは大切だ。

「発達障害の子どもたち」③

妻のMacBookの調子が悪く、心斎橋の直営店まで修理に持っていった。
ついでに電車の中ででも読もうと「発達障害の子どもたち」を持っていった。これが大正解。

HDの交換のため、2時間ほど待ち時間ができた。せっかくなので喫茶店に入り、勉強タイムにした。

普段はなかなかじっくりと読めない本を時間をかけて読み込むことができた。
本を持ち歩く事は大切だ。

おかげで有意義な待ち時間を過ごす事ができた。
学んだ事をまとめてみる。

まずは「発達障害」の定義から


   発達障害とは、子どもの発達の途上において、なんらかの理由により、発達の特定の領域に、社会的な適応上の問題
  を引き起こす可能性がある凹凸を生じたもの



これが本の中に書かれてある定義だ。
なるほど。
自分のクラスのM君のことを思い浮かべる。

「なんらかの理由により」
どういう理由なのか分からない。遺伝か、乳幼児期に大病を患ったか、それとも家庭環境のためか。
保護者からの虐待か。

 家庭訪問時にその辺りも話できればと思う。
「小さい頃に大病を患ったことはないですか?」「ご家庭で接していて、何か気になる事はありませんか?」

 

「社会的な適応上の問題を引き起こす」
 M君は社会的な適応上の問題を頻繁に起こしている。
 ものすごい。目をつりあげて暴れる。収まるのにものすごく時間がかかる。
 正常な状態に戻るのに1時間、2時間とかかるのだ。
 しかし、落ち着いてしまえば、スッとクラスの中に入ってくる事ができる。
 間違いなく発達障害を抱えている。このまま放置しておくわけにはいかない。



   この本は、発達障害に対する誤った知識を減らし、どのようにすれば発達障害を抱える子どもたちがより幸福に
  過ごすことができるようになるのか、正しい知識の紹介をする目的で書かれている。




 
 M君と1ヶ月過ごして、強く思ったことがある。
「今のこの荒れた状態、興奮して暴れている状態はMにとってもつらいことなのだ。いや、むしろ一番辛い思いをしているのはMなのだ。」
 ということだ。
 Mは一週間に一度はものすごい状態で暴れている。ガラスも割っている。
 教師を殴る。蹴る。

 見ていて悲しくなってくる。こんな状態を避けるために、「特別支援教育」というモノができたのだ。しかし、今のこの状態では決して「充分に対応できている」とはいえない。

 学校全体として「対応できるシステム」がない。それはもちろん自分にも責任がある。
 今年度、Mの担任になってそのことを痛感させられた。

 これは担任一人が抱える問題ではない。学校だけで解決できる問題でもない。
 
 専門機関との連携、学校全体での対応システム、保護者との連携、

 様々な力を集めないといけない。
 そうして初めて、発達障害を抱える子自身がより幸福に過ごすことができるのだ。



   しかし(発達障害の)診断が遅れたグループにおいては二次的な障害も強く、被害的な傾向や孤立、非社会的傾向、
  攻撃的な傾向などを抱える者も少なくなく、対応には大きなエネルギーを要する。





 まさにその状態だ。
 学校で、クラスで、Mの対応に追われている。
 ものすっごく大きなエネルギーを要する。家に帰ったらクタクタだ。
 必死に対応しても、よくなる気配すらない。
 低学年のうちに診断をして、正しい療育が施されていれば・・・・
 何度もそう思った。

 でも昔のことをいっても始まらない。今、この現状をどうするか。大事なのはそれ一点だ。

 専門機関に相談する。
 そのために保護者との連絡を密にする。
 管理職ともホウレンソウをしっかりして、学校全体での体制を整える。

 以上3点を早急にやっていく。

2008年5月5日月曜日

自分の勉強法

自分の勉強法についてじっくり考え直した。

ゴールデンウィークなので時間はたっぷりある。
今までの自分を振り返って、また自分の将来を遠く眺めてみて、

どのような勉強法(修業法)が自分にとって有効なのか?

を考えた。

    1.筆写修業
    2.読書
    3.ブログ・SNSへの投稿
    4.サークル・セミナーへの参加
    5.テープ起こし







 ベスト5は以上の通りだろう。
 まず何よりも、優れた文章を筆写することだ。
 それによって今までの自分を創ってきた。そしてこれからもその作業を続けていくべきだ。

今でも強く印象に残っている言葉がある。


    同じ本を5回読むくらいなら、2回筆写せよ。  南方熊楠






この言葉を自分の座右の銘にしていた。

ところが最近、この筆写修業をしていないことに気付く。
日常の忙しさにまぎれて、いつの間にか優先順位がさがってしまっていたのだ。

長いスパンで考えれば、これはいけない。自分にとってマイナスだ。
自分は筆写修業によって成長していくのだ。
これは確信に近い。断言できる。

毎日30分でも、 1時間でもその作業をしていくべきだ。

ブログ、SNSの投稿に気をとられてしまい、大切なことを忘れてしまっていた。
もちろん、ブログへの投稿も大切な文章修業、人生修業ではある。
が、優先順位を変えてはいけない。

自分の勉強は「筆写」に始まり、「筆写」に終わる。

それを忘れてはいけない。

ふとしたきっかけで数年前に作った「名言集ノート」を見直した。
自分で気に入った名言を集め、ノートにまとめたものだ。


   ほぼ日HP 「調理場という戦場」より

    やられてもやれれても、
    そこだけは、はずさない。
    そういう人が生き残ると思います。

    夢ははなさない。
    基本は、はずさない。







俺にとっての基本とは、


             筆写修業





なのだ。
大切なことを思い出す事ができた。
じっくり考える事のできるこのゴールデンウィーク。
ありがたい。

2008年5月4日日曜日

自分なりに成長していく仕組み(習慣)を作ること

自分の仕事法について深く考えさせられた。

 学級の児童Mに振り回されている。

 毎日がストレスを強く感じる状態だ。


 しかし、決してMが悪いのではない。Mもつらいのだ。
 なんとかしたいのだ。

 担任として、一教師として、それを何とかしてやるのが自分の仕事なのだ。
 だから弱音をはいていてはいけない。
 こんなことぐらいで体調をくずしていてはいけない。
 くじけていてはいけない。

 もっともっと勉強して、すぐれた指導法を学んでいくのだ。
 自分自身が成長していくのだ。

 以前読んだ本、最近購入した本の中から、今の現状を打開できそうなものを数冊選んで読み直した。

 できる人になる生き方の習慣/渡部昇一
「続ける」技術/石田淳
無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法/勝間和代
効率が10倍アップする新・知的生産術/勝間和代
無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法/勝間和代
本多静六のようになりたいなら、その秘訣を公開しよう/本多静六
お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法/本多静六
自分を鍛える/渡部昇一
夢を叶える時間術/伊藤真
「仕組み」仕事術/泉正人
  






これだけまとめて読むと、今の自分に足りない点がだんだん見えてくる。

大切なのは


  自分なりに成長していく仕組み(習慣)を作ること



この1点だ。
仕組みを作り、何回も繰り返す。その反復の中で、良い習慣を身につける。
そうすることで自分の能力を磨いていく。


教師として、自分にできることは勤勉にそれを繰り返すことだ。


体力と知力を鍛え上げる。

そして、子どもにとって価値あるプロ教師になりたい。

2008年5月1日木曜日

体調が復活

やっと体調が復活した。
ここ2、3週間で何度か体調を崩している。

子どもの風邪がうつった

というのも一つの原因だ。しかし、それ以前に、ストレスや過労で身体が弱っているというのが大きいだろう。

ストレスの原因は、


   学級の現状
   学年の現状




だ。これはなんとかしなければいけない。
とにかく、自分の学級だけでなんとかできると言う話ではない。
ありとあらゆる力を結集して対処していかなければどうにもならない。

でも自分が体験している困難などたかが知れている。
全国にはもっともっと大変な思いをしている仲間がいるのだ。

だから、


  万策尽きるまで全力でやること
  楽しんでやる事
  全ては必要、必然、ベストの事だと考える事
  これは神様からのプレゼントだと思う事
  まずは自分がつぶれないこと
  睡眠をたっぷりとること




以上に気をつけながらやっていく。
やれるだけやればいい。後は時間が解決してくれる。