2008年1月4日金曜日

己を以て人を責むることなく

致知出版の一日一言シリーズが好きだ。

偉人たちの金言がちりばめられている。毎朝少しずつ音読するようにしている。
今は「吉田松陰一日一言」だ。

音読していると松蔭の熱い志が伝わってくるようだ。
わずか29歳で生涯を終えながらも様々な人に影響を与えた。

一教育者として学ぶべきことが山ほどある。
特に心に残った文章は赤線を引きながら読み進めている。

例えば次のような文章だ。

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己を以て人を責むることなく

自分の尺度のみで他人を批判しない。一つの失敗だけで、その人の全てを駄目だといって見捨てない。その人の長所を取り上げ、短所は見ないようにする。心中を察して、結果を見ないようにする。このような気持ちで生きれば、どこへ行こうとも人が集まってこないことがあろうか。ありはしない。
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教室での行動でいうならば、

子どもの良いところを取り上げて伸ばしてやるということ
結果よりも過程や(頑張ろうとする)気持ちを評価してやること

このような気持ちで子どもと接するということだろう。
言葉では理解できるが、これを実践していくのは非常に難しい。
松蔭の偉大さはこういう考え方に現れている。

学んでいきたい。








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