2008年1月20日日曜日

基本は体力だろう。

「養老訓/養老孟司」が面白かった。

体力が元手だと言うことは、大学にいるときから思っていました。学者で大切なのは、頭の良し悪しだと思われるでしょうが、全く違います。基本は体力です。学位論文を書くには徹夜しないわけにはいきません。

これは教師についても言えるのではないかと思う。教育や教科についての様々な知識が大切なことは言うまでもない。しかし、基本は体力だろう。体力がなければ、活動ができない。元気のありあまっている子どもたちを相手にすることはできない。

自分は、この体力については結構がんばっている方だろう。
毎朝60分のジョギング。休日はジムに行ってスイム。

今の体力を40代、50代になっても維持し続けることが大切になってくる。

また本の中に書かれている、仕事についての考え方も大変参考になった。

しかし、仕事というのは世の中からの『預かりもの』です。歩いていたら道に穴が空いていた。危ないから埋める。たまたま自分が出くわした穴、それを埋めることが仕事なのです。

自分が教師という仕事を選んだのも、言ってみればたまたまだ。もちろん教育の仕事に就きたいと思って教育大学にいったわけだが、きっかけはささいなことだ。
なにか別のきっかけに出会い、全く別の道に進んでいたというのも充分にありうる。
仕事は穴埋めのような物だという考え、大変面白かった。
こう考えることで、気が軽くなる。
仕事は仕事でしっかりとやり、また別の自分の世界を持てば良い。
そう思えるようになった。

1 件のコメント:

神村一 さんのコメント...

筋力と体力。どっちも大切だ。

筋力→速筋
体力→遅筋