2008年2月20日水曜日

まずは音読。

国語でごんぎつねの授業をしている。

まずは音読。繰り返し繰り返し読ませている。
教科書をスラスラ読めるようにすること、それが国語科指導の第一歩だ。

授業でも音読の機会を何よりも大切に扱っている。
しかし、それだけやってもスラスラ読めない子が数名いる。(自分の指導力不足だ)

一年間、国語の授業をやってきて教科書の本文をスラスラ読ませられないというのはやはり自分の教師としての技量が不足しているのだと思う。

子どもに申し訳ない。

今日は音読のテストをした。
一人ずつ本文を読ませていき、10点満点で評定していく。
だいたい一人あたり2文から3文ほど読ませる。

クラスの半分の子にテストを実施した。残り半分は明日やる予定だ。
9点以上の子が4名。さすがにこの4名はうまい。スラスラ大きな声ではっきりと読めている。
クラス全員の子をこのレベルまで指導できればかなりの腕前だろう。
今の自分にはそこまでの力量はない。精進あるのみだ。

5点以上を一応の合格基準にした。
一名だけ3点の子がいた。

その子には、休み時間に個別指導を行った。
まず、教科書の一部分を指定し、ここだけでいいからスラスラ読めるように練習しておきなさい。
できるようになったら先生のところにおいで!
と声かけする。

その子はとっても素直でひたむきな子だ。
自分で頑張って練習していた。
そして教科書をもって再テストを受けにくる。
最初よりは上手になっていたものの、どうしても読み違いが出てくる。

なので指で読んでいるところをなぞらせながら読む方法を教えた。
こうやって読むと読み間違いがへるからね。
指でなぞりながら読んでいってご覧。
こう指導すると、間違いがグッとへってきた。

この子には今回のように個別に読んでていねいに指導してやる必要がある。
いつもいつもはできないが、たまにこのような指導を行っていかねばと思った。

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