テスト返し
テスト返しの場面を見たり聞いたりという機会はあまりない。
このCDにはその貴重な場面が収められている。
ものすごく点数がいい。どの子もどの子も満点が続く。
向山氏の返し方にはなんともユーモアが含まれている。
笑いが起こる。
おーっという拍手もおこる。とってもいい雰囲気だ。
「授業は楽しくなければいけない」
そんな言葉が思い浮かんでくる。
時々注意される場面が出てくるsさんも満点だった。
惜しくも間違えた子、その子に対しても包み込むような温かさがある。
だからこそ子どもたちも安心して授業を受けられるのだ。
「満点取った人は感想を書いときなさい」
こんな空白禁止の原則もさりげなくつかわれている。
そして何よりも「激励の原則」が貫かれているのがいい。
「あ~惜しかったなぁ」
このセリフひとつとっても言い方がすごい。
本当に心がこもった言い方なのだ。
是非とも完コピしたいフレーズだ。
テスト返しというささいな場面でさえもプロとアマの力量差は如実に表れる。
「はい、じゃあテストを直しなさい」
このあとすぐに次の単元に入っていく。
切り替えがすごい。雰囲気がガラっと変わるのだ。
氏が子どもたちを一気にお勉強モードに引き込んでいるからだ。
何回聴いても学ぶべき点がある。
~~~3 教科書の新単元途中まで
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