2008年7月24日木曜日

人権研修大会に参加。

人権研修大会に参加。

色んな意味で勉強になった。
まず、会場がとってもきれいでクーラーもかかっていて快適だったのがとてもいい。大事なことだ。

まずは環境を整えよ。

思えば数年前の大会はひどかった。100人近く集まる会場で冷房はなし。
あれでは充実した研修などできない。
昨年度よりも改善されている。

内容はどうか?

これは10点満点で3点ぐらいだろう。

エピソード形式の語りは面白かった。
話の随所に、学生のレポートを紹介したり、アニメやCMを引用したり、自分の見たことを話したりと工夫されていた。

しかし、如何せん時間が長過ぎる。
30分以内の話なら今日のものでも充分に合格点をあげられるだろう。
しかし、延々と2時間も話されてはいくら大人でももたない。

しょうがないのでカバンの中の本を取り出し、読書に集中していた。

今日の研修でどこを改善すればいいのか、考えた。

①参加者の作業場面、思考場面、活動場面を入れる。
②参加者に指名し、答えてもらう。
③PC、プロジェクターを利用して、映像や動画を見せる。
④PC、プロジェクターを利用して、話の内容を視覚化する。キーワードを強調する。



例えば
①参加者の作業場面、思考場面、活動場面を入れる。

ならば、
括弧に入る言葉を考えてみて下さい。
と発問し、指名して答えてもらう。もしくは隣の人と相談してもらう。
あるいは隣の人に発表してもらう。

あるいは全員に音読してもらう。

そこまでいかなくても、ご自分の考えをノートにお書き下さいと指示する。

このような時間が欲しかった。そうすれば、講演にも変化が出てきて内容も深まっただろう。

このレポートのような体験をしたことがある方、挙手願います。
といって手を挙げてもらうだけでもかなり違ってくるはずだ。

あるいは、リフレーミングを自分で5つ考えてみましょう。
このような指示をだすのもいい。

とにかく講演でも授業でも、子ども(聴衆)の活動場面、思考場面、作業場面は必須だ。

③PC、プロジェクターを利用して、映像や動画を見せる。
④PC、プロジェクターを利用して、話の内容を視覚化する。キーワードを強調する。

についても非常に残念だった。
話の内容はいいだけに、それを実際に見せてもらえたらもっと面白かったのに。

話だけで2時間ひきつけようというのは傲慢にすぎる。
もっと聴衆をひきつける工夫をすべきだ。

以上、今日の研修で学んだことだ。

・・・・・・
忘れていた。
大事なポイント。


    子どもへの対応
     ささいな違いが子どもの将来まで影響する。
     だから教師は鈍感ではいけない。


   

教師の何気ない一言が子どもを深く傷つけることもあるのだ。
逆に教師の励ましの言葉や生きる姿勢が、子どもにとって生涯の支えになることもありうる。

だから教師という仕事は素晴らしい仕事であり、反面恐ろしさもある。

それ故に教師は常に学び続けなければいけないのだ。

というのが今日の一番大事なポイントだ。

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