2008年7月22日火曜日

座右のニーチェ/斎藤孝

座右のニーチェ/斎藤孝



 ここ最近、斎藤孝の本をたくさん買った。

代表的日本人
日本を教育する人々

そして本書。

ニーチェは好きだ。だから思わず反応してしまった。
それ以前にも、

座右の諭吉
座右のゲーテ

を読了している。
古典にふれる良い機会になった。

だから今回も先述書を書店で見かけて、迷わず購入してしまった。

斎藤氏の以下の主張に共感した。


 ニーチェを知りたいと思ったとき、理論を完璧に理解しなくてもいい。
 全体像がつかめなくても構わない。むしろ、一つのアフォリズムを座
右の銘にし、大事にしていくことだ。「これは効く」と思ったことばを、
そらんじるほどになればなおいい。



 本書を読了してすぐに一冊のノートを作った。

   ニーチェ 暗唱文言集

 これがそのノートのタイトルだ。
 勉強の隙間時間に何度も唱え、暗唱していきたい。


ちなみに本書の一押し文言はこれだ。



 小さい人間どもに近づくときは気をつけよ。・・・・・・
 のがれよ、わたしの友よ、君の孤独のなかへ、
 強壮な風の吹くところへ。
 蝿たたきになることは君の運命でない。



学校の同僚にも保護者にも、小さな人間はたくさんいる。
自分もそうでないとは言い切れない。

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