といっても向山氏巻頭論文だけだ。
ノートを一冊用意し、それに気に入った文章を写経し、自分の考えや気付きもメモしている。
この方法は谷和樹氏の追試だ。
やっていると数年前の自分の実践が頭に浮かんでくる。
自分がまだまだ未熟なことに気づかされる。
もっともっとやるべきことはあるはずだ。
もっともっと努力すべきだ。
例えばNo.255に次のような文章があった。
謙虚さの欠如、自分はすばらしいという思い上がりは、TOSSの思想と正反対にある思想だ。
謙虚さに欠ける教師の授業がすばらしいはずがない。
自分の2年目の失敗はまさにこれだ。
1年目、うまくいったと錯覚し、謙虚さを失った。
そのままで2年目を迎え、子ども達にも周りの先生にも大きな迷惑をかけた。
当時の教え子には本当に申し訳ないことをした。
生涯で二度とない1年間をひどいものにしてしまったのだから。
でも2年目に頭をうったことで、自分の実践について、あるいは自分の力量や人間性について深く考えるようになった。
このままではダメだと思った。
その後、森信三氏の著作に出会い、氏の教えを実践している。
といっても小さなことだが。
廊下や道に落ちているゴミは拾うようにする。
これだけだ。
しかし、たったこれだけの小さなことだが、自分は明らかに変わった。
謙虚になった。
以前よりも、気配りができるようになってきた。
謙虚さ
素直さ
これは絶対に必要だ。
なおかつ、勢いや強引さがあればいい。
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