2008年7月29日火曜日

教育雑誌トークラインのバックナンバー

教育雑誌トークラインのバックナンバーを手当たり次第、読み返している。

といっても向山氏巻頭論文だけだ。
ノートを一冊用意し、それに気に入った文章を写経し、自分の考えや気付きもメモしている。

この方法は谷和樹氏の追試だ。

やっていると数年前の自分の実践が頭に浮かんでくる。
自分がまだまだ未熟なことに気づかされる。

もっともっとやるべきことはあるはずだ。
もっともっと努力すべきだ。

例えばNo.255に次のような文章があった。


謙虚さの欠如、自分はすばらしいという思い上がりは、TOSSの思想と正反対にある思想だ。
謙虚さに欠ける教師の授業がすばらしいはずがない。



自分の2年目の失敗はまさにこれだ。

1年目、うまくいったと錯覚し、謙虚さを失った。
そのままで2年目を迎え、子ども達にも周りの先生にも大きな迷惑をかけた。
当時の教え子には本当に申し訳ないことをした。

生涯で二度とない1年間をひどいものにしてしまったのだから。

でも2年目に頭をうったことで、自分の実践について、あるいは自分の力量や人間性について深く考えるようになった。

このままではダメだと思った。

その後、森信三氏の著作に出会い、氏の教えを実践している。



といっても小さなことだが。

廊下や道に落ちているゴミは拾うようにする。


これだけだ。
しかし、たったこれだけの小さなことだが、自分は明らかに変わった。
謙虚になった。
以前よりも、気配りができるようになってきた。

謙虚さ
素直さ

これは絶対に必要だ。
なおかつ、勢いや強引さがあればいい。

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