何かの本で読んだ文言だ。
これは小説においても言える。
昨日、2冊の小説を読了した。
砂漠/伊坂幸太郎
カラスの親指/道尾 秀介
どちらも面白かった。
が、2冊を比べると砂漠がダントツに良かった。
伊坂氏は小説の中に面白い引用をたくさん入れる。
陽気なギャングが・・・
のときもそれに惹かれた。
今回の砂漠はそれが一段と輝いていた。
例えば
「ジョー・ストラマーの、クラッシュの歌詞にこうあるでしょうが」西嶋が人差し指を立てた。(中略)
『おまえたちは支配されてるのか?それとも命令してんのか?おまえたちは、前進してんのか、それとも後退してんのか?』
こんな引用が数多く出てくる。
そして、その引用がまた物語の中ですごく効果をあげているのだ。
特に引用を多くしゃべる西嶋のキャラが立っている。
久しぶりに良い小説を読んだ。
夏休みは教師にとって勉強の時期であり、休養の時期でもある。
昨日、おとついとしっかり休養をとった。
ツタヤでレンタルしたビデオを一気に4本見る。
小説を2冊、一気読みする。
近くの公園を散歩する。
ファミレスで買った小説を読み込む。ドリンクバー付き。
夕飯は中華。酒を好きなだけ飲む。
おかげで今日の仕事はかなりはかどった。
人間、休むときは徹底して休まないとだめだ。
そう思った。
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