2008年3月8日土曜日

専科の先生の授業で騒ぐ

先日、専科の先生に苦情を言われた。

「S君、M君、H君、・・・・・・が騒いで授業にならなかった。今度やるときは授業に入ってほしい。」

申し訳ありませんと謝罪した。
クラスの子どもが専科の先生の授業で騒ぐというのは問題だ。
やっていただいている先生に申し訳がない。

では、何が悪いのか、どう改善すればいいのか?
考えてみた。

①基本的には、「子どもが悪い」のではなく、「教師の腕が悪い」と考えること。

 まず、担任である自分が悪い。どんな先生の授業でもきちんとうけられるような躾が必要だ。子どもたちの集団を良い方向につくっていってやればこれができるはずだ。
 しかし、今年度はここで大分苦戦している。
 かなりのやんちゃぞろい。日々、試行錯誤しながら授業を進めている。

 次に、専科の先生の授業を変える必要がある。PCを操作する授業。一人一人の個人差、作業の遅い早いがかなりある。
 だから空白が生まれやすくなり、必然的に騒がしくなる。

 実際に見てないので分からないが、おそらく「空白」を埋めるための手だてと「趣意説明」をしっかりと入れていればもう少し事態は改善できたのではないか。

 「空白を埋める手だて」と「趣意説明」
 スモールステップで進めていく。
 この作業をやります。(まずやってみせる。)
 できた人は静かに手をあげておろします。   (言って聞かせる)
 周りに分からない人がいたら小さな声で教えてあげましょう。
 先生も回っていきますので、分からない場合は小さな声で読んで下さい。
 みんなが大声でしゃべってしまうとうるさくなって集中できません。小さな声でやってください。(趣意説明)
 それではスタート
 みんな上手ですね。すばらしい。待つ態度、教え合いの態度も二重丸です。(ほめてやる)

 このように進めてはどうだろうか?

 結局、大事なポイントは3つだ。
1、空白をつくるな
2、趣意説明をしっかり入れろ
3、ほめて動かせ

 山本五十六の「言って聞かせて やってみせてやらせてみせて ほめてやらねば人は動かじ」
 この言葉の通りだろう。

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