2008年3月11日火曜日

ユダヤ人大富豪の教え その④

最近お気に入りの著書。お金のことだけでなく、人生の哲学についても学ぶことができる。
教師という立場で読んでも面白いし、一人の人間として、一男性として読んでも面白い。


批判の本質は、君が前に進むための向かい風なんだ。


そういえば、斎藤一人氏の本の中にもこのようなことが書かれてあった。
飛行機は向かい風のような抵抗があるからこそ空高く舞い上がり、飛ぶことができるのだ、と。

自分自身を振り返ってもそうだ。
研究授業をしたときに周りからぼこぼこに批判された。
採用二年目にクラスの女子から痛烈に批判され、反発された。

原因は自分にある。自分の腕が未熟すぎたのだ。
自分が傲慢すぎたのだ。人の意見を素直に聞けなくなっていたのだ。

さきほどの批判は、これらのことを傲慢な自分に気付かせてくれた。
批判された時は、「何くそ!!」と思った。
めちゃくちゃ腹が立った。

しかし、今冷静に振り返ってみると相手の言っていることが正しい。
自分が間違っていた。

やはり人は批判されながら成長していくのだ。
批判してくれる人に感謝しなければいけない。
なかなか言いにくいことをズバリと言ってくれたのだ。あの時の批判がなければ今頃、自分はどうなっていたのだろうと思う。

批判、クレームこそ成長のチャンスなのだ。うまくそのチャンスを活かしていこう。


自分が失敗しても、それを受け入れ,愛することができれば,それを恐れることがなくなる。


まだここまでの境地には至っていない。
しかし、過去の失敗を受け入れるまではいった。
あとはそれを愛し、感謝し、恐れないことだ。
自分の教師生活、あるいは人生は何十年も続く。
その中で、また失敗することもあるだろう。
痛烈に批判されることもたびたびあるだろう。そして、学級がうまくいかないことも出てくる。

そんな時に、それを受け入れ、果敢に対処できるだろうか。
分からない。
でも少なくとも、自分は過去に大きな失敗をし、それを乗り越えてきたのだ。
だから大丈夫だ!!そう思えるようにはなってきた。いいことだ。


なにごとにも動じずに,淡々と生きることが,一番大切な心構えなのだ。外の状況がどういうものであれ、感謝と平安のみを選択しなさい。それが現実なのだから。

深い言葉だ。
これからの教師生活、『何事にも動じず、淡々と』生きていきたい。

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