2008年3月25日火曜日

来年度は「高学年」

一年間の教育が終了した。
これが自分の精一杯の仕事だった。

まだまだ納得のいかない部分は山ほどある。
採用されて5年目、

  これが今の自分の最高の仕事だった。



そう言える自信はない。
自信はないが、常にベストを尽くそうと努力はしてきた。
それだけは自分でも評価している。

次はいよいよ6年目。
今の職場もこれでお別れだ。

この学校での最後の一年間をどう過ごしていくか。
なんとしても「有終の美」を飾りたい。

今までの勉強の成果、経験から学んだことを最大限に活かして、
自分の中での最高の教育をしたい。

そう強く思っている。
来年度は「高学年」だ。

私は採用2年目に5年生をもち、クラスを荒らしてしまった。
2人の女の子に徹底的に反発された。

つらくて仕事を投げ出し、逃げ出してしまった。
最低の教師だ。

真剣に職を辞そうと考えていた。

しかし、周りの人々の励ましのおかげで無事その年度内に復帰し、今にいたっている。
感謝。

高学年担当はそのときいらい初めてだ。

自分もこの日に向けて様々な努力をしてきた。
本もたくさん読んだ。
セミナー、サークルにも通い続けた。
経験も積んできた。
人間性も磨いてきた。

少なくとも以前のような失敗はしない。
以前のように「つらいから」と言って目の前の現実から逃げ出したりはしない。
教師という仕事は自分にとって天職なのだ。そう考えるようにしている。

  どんなにうまくいかないことがあっても決してあきらめない。
  ネバーネバーネバーギブアップだ。




このように考えて自分を叱咤激励している。
やはり自分の中に不安があるのだ。

でもこの不安を吹き飛ばすこと。
それ以外に自分が成長していく方法はない。

人間だれだも一度やニ度の失敗はある。
4年前のクラスの子には本当に申し訳ないことをした。
自分の傲慢さ、勉強不足、未熟さから起こしてしまった荒れだ。
いくら頑張ってもあの頃の子には償うことはできない。

しょうがない。
今の目の前の現実をしっかり見つめ、目の前の子どものために全力をつくすしかないのだ。

来年度、
自分自身の全精力をかけて仕事に打ち込んでいく。

気迫とエネルギー、それだけは誰にも負けない!!

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