これが自分の精一杯の仕事だった。
まだまだ納得のいかない部分は山ほどある。
採用されて5年目、
これが今の自分の最高の仕事だった。
そう言える自信はない。
自信はないが、常にベストを尽くそうと努力はしてきた。
それだけは自分でも評価している。
次はいよいよ6年目。
今の職場もこれでお別れだ。
この学校での最後の一年間をどう過ごしていくか。
なんとしても「有終の美」を飾りたい。
今までの勉強の成果、経験から学んだことを最大限に活かして、
自分の中での最高の教育をしたい。
そう強く思っている。
来年度は「高学年」だ。
私は採用2年目に5年生をもち、クラスを荒らしてしまった。
2人の女の子に徹底的に反発された。
つらくて仕事を投げ出し、逃げ出してしまった。
最低の教師だ。
真剣に職を辞そうと考えていた。
しかし、周りの人々の励ましのおかげで無事その年度内に復帰し、今にいたっている。
感謝。
高学年担当はそのときいらい初めてだ。
自分もこの日に向けて様々な努力をしてきた。
本もたくさん読んだ。
セミナー、サークルにも通い続けた。
経験も積んできた。
人間性も磨いてきた。
少なくとも以前のような失敗はしない。
以前のように「つらいから」と言って目の前の現実から逃げ出したりはしない。
教師という仕事は自分にとって天職なのだ。そう考えるようにしている。
どんなにうまくいかないことがあっても決してあきらめない。
ネバーネバーネバーギブアップだ。
このように考えて自分を叱咤激励している。
やはり自分の中に不安があるのだ。
でもこの不安を吹き飛ばすこと。
それ以外に自分が成長していく方法はない。
人間だれだも一度やニ度の失敗はある。
4年前のクラスの子には本当に申し訳ないことをした。
自分の傲慢さ、勉強不足、未熟さから起こしてしまった荒れだ。
いくら頑張ってもあの頃の子には償うことはできない。
しょうがない。
今の目の前の現実をしっかり見つめ、目の前の子どものために全力をつくすしかないのだ。
来年度、
自分自身の全精力をかけて仕事に打ち込んでいく。
気迫とエネルギー、それだけは誰にも負けない!!
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