2008年5月23日金曜日

保護者に学校に来てもらい話をした。

昨日、M君の保護者に学校に来てもらい話をした。
学校長にも一緒に入ってもらう。

夜の7時半から8時半までの一時間の話し合い。

最初はかなり身構えていらっしゃった。

でもこちらが笑顔で、
「M君のことが心配なんです。一緒に考えていきましょう」というスタンスで話を続けると徐々に柔らかい態度に変わっていった。

話の中で、
M君のいいところをいっぱいほめた。

クラブの部長として頑張っていること
やる気になったときは授業にしっかり参加し、いい発言をしてくれること
毎日の係の仕事をしっかりやってくれること
理解力がすごいこと
など 

その上で、
授業中に集中がきれ、外に出て行ってしまうこと
さらに他のクラスに入り、授業妨害をすること
注意された先生に暴言をはき、暴れるということ
カッとなったら自分をおさえきれず、窓ガラスをわってしまったことが2回起きているということ

などを話した。

このままではM君が大けがをしないか心配です。
周りの子に怪我をさせてしまい、取り返しのつかないことになればM君にとっても良くないと思います。

と話をし、どうやったら落ち着いて学校生活を過ごしていけるのかを話し合った。

保護者(母親)もざっくばらんに本音で話してくれた。
話を聞いているうちに、母親が学校に対して少々不信感を抱いているということも分かった。

先生の対応について
「頭ごなしに、理由も聞かずに命令口調でいうのはおかしい」
そんな思いを上のお兄ちゃんのときから抱いていたそうだ。

お兄ちゃんのことでも何度も学校に呼ばれ、話をしてきたそうである。
妹もかなり荒れている。

そんな保護者の思いもじっくり聞いた。
その上で、
「命令口調でなく、じっくり話を聞いてM君と接していきたい」
「でも、命の危険に関わるときなどは【あかんもんはあかん】と厳しく注意していく」
という感じでこれから接していきます、とこちらの考えをはなした。

また、授業中落ちつかないのであれば個別に取り出してマンツーマンでじっくり勉強をするということも了解をもらった。

小さな前進である。

9時前に帰宅。
こんだけ遅くまで仕事をしたのは5年振りのことだ。我ながら頑張った。

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