2008年5月31日土曜日

気づいたこと 13か条

気づいたこと

1. 最近自分の授業テープ起こしをやっていない。まずは録音すること。
2. 朝早く行って廊下を見回ること。主任の自分が一番動け。
3. 自分を変えることで周りを変えろ。
4. 休日も仕事をしてゆとりをつくれ。
5. クラスの状態がよくないときこそ、頑張っている子をほめよ。ほめることで伸ばしていけ。
6. 漢字テスト全員100点の盛り上がり
7. 字を丁寧に書いている子への個別評定
8. M君対応 算数で○をたくさんあげる
9. M君個別対応 将棋とお茶とお菓子
10. ラクをしないと成果は出ない
11. 映画二本立てでみる
12. 学年の先生との交流
13. 学年の先生に学んだダンス指導法




1. 最近自分の授業テープ起こしをやっていない。まずは録音すること。
 自分の授業を客観的に分析するということはとっても重要なことだ。この地道な作業を続ければ必ず授業の腕は上がっていく。テープ起こしをするためにボイスレコーダーも購入した。しかしまだ一回も使えていない。これでは宝の持ち腐れだ。来週、バンバン録音していこう。

2. 朝早く行って廊下を見回ること。主任の自分が一番動け。
 学年のヤンチャ君が朝、窓に身を乗り出している。廊下の棚の上に乗っている。
 何度も指導をしたのだがなかなか直らない。
 向かいの文房具屋のおっちゃんからクレームが入った。危険な状態を放置するな。子どもの命を守れ!!と。それを聞いた教頭から「学年で指導するように」と指導が入った。
 最もなことだ。廊下の立ち番シフトを決めればどうかといわれた。
  この提案、学打ちでやったら学年の先生は嫌がるだろうなぁー。
 しょうがない。まずは自分が立つことにする。いつもより15分早めに登校し、廊下に立てばいいのだ。主任が一番動くこと。身を張って仕事をすること。それが基本だ。

3. 自分を変えることで周りを変えろ。
 高学年女子対応がちょっとずつ上達してきた。なぜか。まずは自分を変えよう。自分の指導法の未熟なところを磨いていこうと心がけているからだ。以前は違った。子どものせいにしてイライラしていた。しかし、自分を変えれば周りも変わるということがわかってからはイライラがなくなった。
 あの手、この手を試行錯誤している。もちろん失敗の連続だ。しかし、実践に失敗や試行錯誤はつきものだ。その中から確かなものをつかみとっていけばいいのだ。

4. 休日も仕事をしてゆとりをつくれ。
 今までは平日にしっかり仕事をして、休日はいっさい学校の仕事はしない。というように決めていた。しかし、それではしんどいということがわかった。休日にもある程度の仕事をしていたほうが楽になることが分かった。「ラクをしないと成果は出ない」を読んでからだ。
 休日にゆったりとした気分で学級通信を書く。時間にゆとりをもって教材研究に取り組む。至福の一時だ。

5. クラスの状態がよくないときこそ、頑張っている子をほめよ。ほめることで伸ばしていけ。
 この言葉を実感を持って理解できてきた。どんな状態のときでも頑張っている子はいるのだ。いい加減な子ばかりに目がいってしまい、頑張っている子を見落としてはいけない。それは最悪だ。まずはいい子をほめる。頑張っている子を認める。持ち上げる。そして一人ひとり頑張っている子を増やしていけばいいのだ。だれでも誉められればうれしい。クラスのM君だってほめればとってもいい顔をする。だから、どんなにダレている状態のときでも頑張っている子を見つけ出せる目が必要だ。

6. 漢字テスト全員100点の盛り上がり
 あと一人で全員100点達成だった。すごい盛り上がりだ。点数を発表するごとに期待が高まる。
 ○○君 
 はい、百点です。

 ○○さん
 はい、百点です。

 これが40人分続く。
 
 全員100点だったとき、歓声と拍手が起きる。こんな盛り上がりは初めてだ。
 感動した。 
 念のためということで全員のテストをチェックする。
 残念ながら1人だけ間違っているのに○されていた。二問間違いの80点だ。
 その子は泣いてしまう。

 全員100点を目ざしているとこのような場面が出てくる。
 クラス全体に次のような話をした。
 「今日はとってもおしかった。でもこれだけやれたということは次、できるかもしれない。そのときに一番大切なことはクラスみんなで頑張っていこうという雰囲気だ。一人だけ100点取れなかったからと言ってその子を責めてはいけない。そうじゃなくて次は頑張ろうね。そういう声かけが大事なんだ。」

7. 字を丁寧に書いている子への個別評定
 とっても丁寧に書いている子がいる。連絡帳や漢字練習帳などの字だ。先日、その子の連絡帳に書いてあげた。
 「いつもお世話になっています。A君ですが、漢字練習の字をとっても丁寧に書いていますので学校でほめました。すばらしいことです。お家でもほめてあげてください。」
 書いてあげるとかなり喜んでいた。
 それから毎日ノートを持ってきて先生、これ観て下さい、と言いにくる。
  昨日はノートにAAと書いてあげた。
 10回連続で丁寧に書いたらAAA を挙げるよ!!とはなした。

8. M君対応 算数で○をたくさんあげる
 少人数教室で勉強していたM君。昨日の単元「小数のかけ算と割り算」から教室で勉強することになった。彼は算数が得意だ。計算も速い。しかし集中が持たない。
 なので、
 
 解けたらすぐに○をつけてあげること
 授業中に何回も当てて答えさせること
 できた問題を黒板に板書させること

 を意識して授業を進めた。なかなかいい食いつきだった。
 この努力をずっと続けよう。

9. M君個別対応 将棋とお茶とお菓子
 あまりにも荒れているM君。管理職、学年の先生、専科担当の先生を交えての話し合いで、「取り出しの個別指導」をしていこうということになった。
 もちろん親には了解を得ている。

 取り出し一日目。養護学級の先生がおにぎりとリンゴを持ってきてくれた。とってもおいしそうに食べていたそうである。
 その日は一日ご機嫌だった。

 M君は朝ご飯をたべてこないことがおおい。それでイライラが続いたり、集中が持たなかったりするのだろう。親にお願いする必要がある。「学校で集中して勉強できるように、朝はできるだけ食べさせてから学校に来させて下さい。」と。

 そんなわけで個別指導教室に少々のお菓子とお茶を用意した。
 毎日おにぎりを作っていくのは無理なので、ちょっとおなかの足しになるようなものを買っていった。
 勉強が終わったあとのお楽しみに将棋も用意した。

 この将棋、M君と二人で指したのだが、とっても面白い。
 将棋をやるのは何年ぶりだろうか。いいものだ。

 個別指導を初めて四日目。M君もだいぶ心を開いてくれるようになった。
 落ち着いた状態でならM君はちゃんと話が通じる。

 このような関係を一つ一つ積み上げていくこと。
 4月に比べれば格段の進歩だ。いろいろとアドバイスいただいた周りの先生に感謝!

 
10. ラクをしないと成果は出ない
 自分のなかでかなりヒットした。別記事でまとめていく。

11. 映画二本立てでみる
 映画が大好きだ。10番で書いたラクとは映画をたくさん見るということも含まれている。
 映画を観て、また仕事も頑張ろうという気になる。

12. 学年の先生との交流
 なるべく対話を重ねるようにしている。対話してみればとってもいい先生ばかりだ。
 そして、学ぶことがたくさんある。いい部分をどんどんパクって自分の引き出しを増やしていきたい。

13. 学年の先生に学んだダンス指導法
  別記事に立てる。ブログにマニュアルや指導法、追試したい記事を明記しておけば検索が簡単だ。
 ネットならばよほどのことがないかぎり紛失もしない。
 活用していこう。

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